「#MYソトレシピ大賞」最優秀賞！新ソトレシピシェフのtamamiさん編【教えて！みんなのソトレシピ#22】

１．新ソトレシピシェフtamamiさんの素顔は3人のママ！

京都在住のtamamiさんは、12歳、10歳、6歳と3人のお子さんを育てながらキャンプを楽しむママ。キャンプ歴はかれこれ7年でファミリーキャンプ、グループキャンプ、母子キャンプ、ソロキャンプなど多彩なスタイルでキャンプを楽しんでいるそうです！

キャンプを始めたきっかけは？

tamami：「子どもがまだ小さいときに家族でキャンプするのは楽しそうでいいよね！」という主人の一言がきっかけでキャンプを始めました。最近は近場が多いですが、ファミリーキャンプ中心の頃は景色のいいところや行ったことのないところに、とにかく色々行きたくて。旅行気分で遠征キャンプによく出かけていました。数年前からは『キャンプ＋遊び』にハマり、supや釣り、ハイキングも合わせて楽しむことが多いです。

「#MYソトレシピ大賞」を受賞されて？

tamami：選ばれると思っていなかったので、本当にびっくりしました。映像と音楽で思い出を残せるリール（動画）作りがとにかく楽しくて、昨年はたくさんのリールをあげていました。そこからキャンプの雰囲気や料理のおいしさが伝わったのなら、とてもうれしいです。

２．かわいらしさのエッセンスを忘れない男前スタイルって？

tamami：キャンプスタイルを一言で表すと…「男前になりすぎない男前スタイル」というか、「かわいらしさを少し残した男前スタイル」と表現すればいいのか。キャンプ道具はブラックやサンドカラーを基調になるべく少なく、シンプルを心がけています。

tamami：子どもたちが快適に楽しく過ごせることも大事なので、リクエストがあればお座敷スタイルにもしますし、クリスマスやハロウィンなど季節のイベントと重なるときはかわいらしい飾りつけをしたサイトを作ることもあります。

そんなtamamiさんの荷造りのポイントは、道具はなるべくコンパクトにすること。設営を楽にすることで、カートを使えない手運びのキャンプ場での負担を減らせ、遊びに充分な時間をかけられるようにしているそうです。


キャンプスタイルによってギアを使い分けているようで、冬のファミリーキャンプにはテント内に、こたつが登場！お子さんが3人で仲良く入って過ごせるサイズ感もいいですね。

３．tamamiさんの選ぶベストキャンプ場

キャンプへは、季節問わず年中出かけるというtamamiさん。毎月2、3回と頻度も高めです。
 
tamamiさんのキャンプ場選びのポイントは、春はお花見、夏は水辺、秋は紅葉、冬は雪が積もっているところといったように、四季を思いっきり感じられること。その条件を満たすお気に入りのキャンプ場が滋賀県にある「奥琵琶湖キャンプ場」だそうです。
 

tamami：新緑、紅葉、雪中と、どの季節に行っても森の雰囲気のよさを感じられ、のんびり過ごすことができます。それから直火が楽しめるから、という理由も。焚き火が大好きなので、直火の雰囲気が楽しめるのはポイントが高いです。

 
奥琵琶湖キャンプ場

４．おすすめキャンプギア＆調理ギアを紹介

tamamiさんが愛用しているキャンプギアを3つ紹介してもらいました。ソトレシピ大賞となった彼女のお気に入りアイテムをチェックしてみましょう！

Nataldesign　カーミットチェア

tamami：とりあえずパッと目を引く見た目。レトロストライプ柄がシンプルなサイトのアクセントになってくれるのでお気に入りです。

椅子の生地部にはバッグなどに利用されるNataldesign（ネイタルデザイン）オリジナルの1000Dナイロンを使用。もともとバイクツーリング用に開発された生地のためとても軽く、折り畳むとちょうど背もたれ部分が持ち手になり、どこへでも持ち運びやすい仕様になります。
 
この椅子だけを持って海や湖畔でコーヒーを飲むのも、tamamiさんのお気に入りの過ごし方のようです。
 

武井バーナー製造株式会社　武井バーナー301a

コンパクトなのに充分な熱量があるというキャンプに最適な機能性から、キャンパーの間で絶大な人気を誇る「武井バーナー」。ここ数年のアウトドアブームで、さらに人気に拍車がかかるファンの多いアイテムです。
 

tamami：小さいのにすごく暖かいし、無骨な見た目や真鍮のボディがカッコよくて好きです。

と、tamamiさんもその魅力を語ってくれています。
 

ブッシュクラフト　たき火フライパン

「持ち運びに邪魔なら、現地調達すればいい！」という斬新な概念のフライパンで、柄の部分は好きな長さのものをその場で用意し自由に自作できます。本体を薄く小型化することで、携帯性も申し分ありません！
 

tamami：取っ手の木の部分を自分で調達して作るという一手間とオリジナル感が気に入っています。たき火フライパンというネーミングの通り、焚き火にすごく合います。フライパン自体も軽いので女性でも調理しやすいところもお気に入りです。

５．子どもも大人も喜ぶ！キャンプ飯3選

さてお待ちかねの「#MYソトレシピ大賞」最優秀賞tamamiさん流ソトレシピを3つご紹介します。最初にお伝えするのは、「ヘルシーにたくさんの野菜がおいしく食べられます！」とおすすめしてくれた料理です！
 

蒸し焼きしゃぶ

＜道具＞
焼き上手さん/イワタニ（カセットガスホットプレート）
 
＜材料＞
豚バラ肉・・・適量
巻く用の野菜（白菜、人参、水菜、えのき、白ねぎ）・・・適量
大葉 ・・・適量
おろしポン酢・・・適量
 
＜作り方＞
1．白菜、人参、白ねぎを7cm程度の千切りにする。
2．水菜、エノキも7cmくらいの長さにカットする。
3．千切りにした野菜を少しずつ取って豚バラ肉で巻く。
4．焼き上手さんに具材を並べていく。上に大葉をのせる。
5．フタをして中火にかける。野菜の水分でお肉が蒸され、全体的に火が通ったらできあがり。
 

炙りチーズ豚丼

続いては、tamamiさんのお子さんが大好き！という丼レシピ！とろ～りと絶妙なゆで加減の半熟卵がのっていて、見た目から食欲を刺激してくれます。しかも調理時間はわずか10分ほど！何かとバタバタするファミキャンでもパパっと作れる手軽さが最高です。
 
＜道具＞
フライパン、ガスバーナー
 
＜材料　2人前＞
豚こま切れ肉・・・300g
ゆで卵・・・2個（半熟がおすすめ）
シュレッドチーズ・・・適量
豚丼のタレ・・・大さじ4（なければ焼肉のタレでもよい）
にんにく（チューブ）・・・小さじ1
塩こしょう・・・適量
サラダ油・・・適量
ご飯・・・300g
薬味ねぎ・・・適量

＜作り方＞ 
1．フライパンにサラダ油をひき、豚肉を炒めて塩こしょうをふり、最後に豚丼のタレとにんにくを絡ませる。
2．ご飯の上に1とチーズをかけ、バーナーで炙って少し焦げ目がつくまでチーズを溶かす。
3．ゆで卵と薬味ねぎをトッピングしてできあがり。

▶レシピはこちら
 

フライパンで簡単ナチョス

最後のレシピは、見た目がカラフルな一品。ビールのおつまみにもぴったりです。インスタグラムでも話題のナチョステーブルがキャンプ場でも楽しめるなんて！一番上にかけたチーズは時間が経てば自然と溶けていきますが、バーナーで炙るひと手間で、ぐっと絵力のある料理になりますね。
 
＜道具＞
フライパン、ガスバーナー
 
＜材料　4人前＞
牛豚合挽き肉・・・150g
アボカド・・・1個
トマト・・・1個
シュレッドチーズ・・・200g
トルティーヤチップス・・・1袋
タコスシーズニング・・・1袋
サラダ油・・・適量
タバスコ・・・お好みで

＜作り方＞
1．フライパンにサラダ油をひき、ひき肉を炒めてタコスシーズニングで味付けする。皿に一旦取り出す。
2．トマト、アボカドを1cm角に切る。
3．フライパンにトルティーヤチップスを敷き、その上に1.2の具材をのせ、最後にシュレッドチーズをかける。
4．弱火で全体を温めながら、上からバーナーで炙る。チーズが溶けたら完成。お好みでタバスコをかける。

▶レシピはこちら
 

キャンプ飯を作る上で気を付けていることは何ですか。

tamami：現地ではなるべくキャンプや遊びを楽しみたいので、家でできる工程（野菜のカットや下ごしらえ）は済ませていくようにしています。キャンプ飯は簡単が一番だと思うので、市販の物や冷凍食品もたくさん活用しますが、それをあえて焚き火で焼いたり、少しだけアレンジしたり。見た目もおいしく、アウトドア感が出るように心がけています。

６．これからtamamiさんが発信していきたいこととは？

 tamami：ごく普通の主婦なので、これといった凝ったお料理はできませんが（笑）、見た目からもアウトドア感を味わえる簡単レシピを発信できたらなぁと。ママでもアウトドアを楽しみながら簡単に焚き火料理ができるということもお伝えできたらと思います。

 
「#MYソトレシピ大賞」に応募してくれた「チーズonハンバーグ」も、楽しく軽快な音楽とともに豪快な焚き火で調理されていく様子がまるでエンターテインメントのよう！まだご覧になっていない方はぜひチェックしてみてくださいね。
 
▶︎「チーズonハンバーグ」の動画はこちら！
 
「教えて！みんなのソトレシピ」第22回目はいかがでしたか？tamamiさんのインスタグラムには、レシピや季節ごとのサイトの飾り付けなど…見ているこちらまで楽しくなる、そして真似したくなる動画や画像がいっぱいです。ぜひ参考にしてみてくださいね。それでは次回の連載もお楽しみに！
 
▶︎tamamiさんのインスタグラムはこちら！