ミリタリーなキャンプが人気!元自衛官のかざりさんおすすめ調理ギア&防災飯【教えて!みんなのソトレシピ#21】

ミリタリーなキャンプが人気!元自衛官のかざりさんおすすめ調理ギア&防災飯【教えて!みんなのソトレシピ#21】

2022.1.25

キャンプの先輩たちにおすすめのギアやレシピを教えてもらう「教えて!みんなのソトレシピ」。第21回目は、SNSの総フォロワー数約40万人、元自衛官という異色の経歴をお持ちのタレント、かざりさんです!

自衛隊の公式広報活動のほか、映画、CM、モデル、YouTubeなど国内外を問わず活動中の彼女は、YouTubeでキャンプの様子も度々発信しています。今回はそんなかざりさんのキャンプへの想いやおすすめアイテム、防災飯を教えてもらいました!

1.幅広いメディアで大活躍中の元自衛官タレントかざりさん


元自衛官という異色の経歴を持つタレントのかざりさんは、YouTubeを中心に幅広いメディアで活躍しています。自身のキャンプを「ゆるいミリタリースタイル」と語る彼女が使用するのは、本格的な軍仕様のアイテム。その姿は可愛くもかっこよくもあり、SNS総フォロワー数約40万人と大人気です。

趣味は絵を描くこと、コスプレ、キャンプとのこと。Instagramではミリタリー調のセーラー服やメイド服姿のかざりさんを見られます。


出典:Amazon
2021年には書籍『YouTubeで超人気! 元女性自衛官かざりの即やせダイエット個人授業』を発売。自衛隊体操のノウハウを活かしたダイエット方法を学べる内容になっています。彼女のYouTubeでも筋トレやダイエットの情報を発信しているので、ぜひチェックしてみてください。

2.仕事の一部だったキャンプがやがて趣味に


今では野営など本格的なキャンプを楽しんでいるかざりさんですが、実は元々はキャンプはあまり好きではなかったのだとか。「自衛官時代はキャンプ(野営)=仕事のイメージだったんですよね(笑)。プライベートでキャンプしてもなぁと思っていました」とかざりさん。

そんなかざりさんが趣味のキャンプを始めたきっかけは?

大腿骨頭壊死症という病気になって、引きこもりがちになっていた時期がありました。そんな折、リハビリのために外に出た方が良いと言われたんです。せっかくなら、楽しくて脚に負担がかかり過ぎないことをやってみたいと思ってソロキャンプを始めたのがきっかけです。

これまでのキャンプで印象に残っていることを教えてください。

初めてソロキャンプしたとき、仕事とは違う楽しさに気がついたのは印象的です。焚き火しながら好きな食べ物を食べるなど、キャンプってこんなにゆったり時間が流れていて、楽しいものなんだって知りました。今ではソロキャンプが大好きです。

元自衛官ならではキャンプテクニックは?

まだ趣味のソロキャンプを始めてから日は浅いですが、自衛官時代に培ったロープワークや天候を読むノウハウはキャンプでも役にたっています。


キャンプを趣味でやってみて初めて楽しさに気がつくとは、元自衛官ならではのエピソードですよね。趣味ではどんなキャンプをしているのか気になります。

キャンプではどのように過ごしていますか?

昼間はスーパーや道の駅で地元の食材を買って料理を楽しむことが多いです。夜は焚き火を見ながらビール!お酒が好きなので、飲みながら焚き火を眺めてにやにやしてます(笑)寝る前に絵を描くことも。

なるほど。訪れた土地の食材を食べるのもキャンプの醍醐味ですよね。焚き火とビールに共感するキャンパーも多いのでは。

3.かざりさんおすすめ調理ギア3選


かざりさんがキャンプで使うギアは、軍ものが多く、ミリタリー調の無骨なキャンプスタイルが魅力。今回は、かざりさんが普段愛用しているおすすめのキャンプ調理ギアを3つ紹介してもらいました。

スイス軍 キャンティーンカップ


キャンティーンカップは水筒やクッカーとしても使える軍御用達のアイテムで、シンプルで無骨なデザインはキャンパーにもファンが多いです。アルミ製なので熱伝導が良いのが特徴。「熱すぎるものを入れるときは注意。私は猫舌なのもあり、いつも冷ましてから飲んでいます」

RIVERS コーヒーグラインダーグリット マットブラック


キャンプでも使えるポータブルコーヒーミル。外で挽きたて豆のコーヒーを楽しめるアイテムです。セラミックの刃を使用しており、錆びづらくお手入れも簡単。粗挽きから細挽きに調整可能。「豆をごりごり引く感覚がクセになります。手が小さい私でも持ちやすいのが◎」

trangia ラージメスティン 


メスティンの元祖と言われることが多いtrangia製。メスティンもさまざま、なかでもミリタリーと相性がよいシンプルなモデルです。かざりさんは大きなサイズを使っています。「大は小を兼ねると言いますか、いつも多く炊飯してしまいます(笑)」

4.元自衛官ならではのおすすめ防災飯2選


今回のおすすめレシピは元自衛官かざりさんならではの防災飯のレシピを紹介します。もしものときにも役に立つ簡単でおいしいアイデア料理ですよ!

ポリ袋で作る簡単肉じゃが定食


地震や台風、豪雨など、災害の多い日本において、もしもに備えておいしい防災食が食べたいと思い考案したレシピ。簡単でおいしくいのに加えて、洗い物が出ないのがポイントです!

<道具>
大きめの鍋
ナイフ(包丁)
まな板
ポリ袋(耐熱のもの)
耐熱皿
カセットコンロ

<材料>(1人前)
【肉じゃが】
にんじん・・・1/2本
じゃがいも・・・1個
玉ねぎ・・・1/2個
豚肉・・・50g
糸こんにゃく・・・適量
しょうゆ・・・大さじ1
砂糖・・・小さじ1
水・・・30ml

【いんげんのお浸し】
いんげん・・・2本
しょうゆ・・・適量
砂糖・・・適量

【味噌汁】
にんじん・・・適量
じゃがいも・・・適量
玉ねぎ・・・適量
出汁入り味噌・・・15g
水・・・160ml

【ごはん】
米・・・150g
水・・・200ml

<作り方>
【肉じゃが】
1.にんじん、じゃがいもを小さめに乱切りし玉ねぎをざく切りする。
2.1と水(30ml)、豚肉、糸こんにゃく、しょうゆ、砂糖をポリ袋に入れて手で揉みながら混ぜる。

【いんげんのお浸し】
3.いんげんを一口大に切り、しょうゆ、砂糖と一緒にポリ袋に入れて手で揉みながら混ぜる。

【味噌汁】
4.にんじん、じゃがいも、玉ねぎを一口大に切る。
5.4と出汁入り味噌、水(160ml)をポリ袋に入れる

【ごはん】
5.ポリ袋にお米と水(200ml)を入れて30分放置。お米に水を吸わせます。ポリ袋は二重にすると液だれしないので◎。

6.1〜5で作った袋を空気を抜きながら結ぶ。
7.鍋の底に耐熱皿を敷き、水をたっぷり入れ沸騰したらすべての袋を入れる。

8.中火から弱火で20分煮込んで完成。出来上がりに近づくと、袋がふくらんできます。

<ポイント>
袋ごと器に盛り付け袋を開いたら完成。器が汚れません!

▼レシピページはこちら

ポリ袋で作る乾パンチョコクランチ


災害時は塩辛い防災食が多く、甘いものが食べたくなることも。そんなときにおすすめの防災スイーツです。 防災食の代名詞、乾パンを使った超簡単アレンジメニューを紹介します。

<道具>
大きめの鍋
ポリ袋(耐熱のもの)
耐熱皿
カセットコンロ
スキレット

<材料>
乾パン・・・1缶
板チョコ・・・1枚

<作り方>
1.袋にチョコを割り入れ、袋をとじ、鍋で沸騰させたお湯に2〜3分つけて溶かす。

2.乾パンは、袋に入れ拳でたたいて割る。
3.スキレットに両方の材料を入れ、固まったら完成。

<ポイント>
割って溶かして入れるだけなのでめちゃくちゃ簡単です。

▼レシピページはこちら

5.培ったアウトドア技術でもっと楽しいキャンプを


キャンプ歴1年とはいえ、これまで培ったアウトドア技術がきらりと光るかざりさん。これからますますキャンプを楽しんでいただきたいですね。ミリタリー調のスタイルを真似したいキャンパーも多いのではないでしょうか。ぜひ彼女のYouTubeなど、各種SNSで彼女の活躍をチェックしてみてください。

教えて!みんなのソトレシピ」第21回目はいかがでしたか?それでは次回の連載もお楽しみに!
 
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ソトレシピ編集部
キャンプ料理と日々向き合いながら、レシピやお役たち情報を発信しています。ぜひ、みなさまのキャンプの参考にしてください。

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