ベアーズ島田キャンプさんの無骨スタイル男前ソロキャンプに密着【教えて!みんなのソトレシピ#20】
キャンプの先輩たちにおすすめのギアやレシピを教えてもらう「教えて!みんなのソトレシピ」。第20回目は、ヒロシさん率いるソロキャンパー集団「焚火会」メンバーのひとり、ベアーズ島田キャンプさんです。
芸人、サラリーマン、野外料理研究家と、異色の経歴を歩むベアーズ島田キャンプさんに、愛車のジムニーや無骨でかっこいいキャンプギアの数々、著書についてなど、いろいろと伺いました!
YouTubeチャンネル「ソトレシピTV」では、ベアーズ島田キャンプさんのインタビューを動画で紹介しています。ぜひこちらもチェックしてみてください。
CONTENTS目次
1.野外料理研究家として活動するベアーズ島田キャンプさん
野外料理研究家という斬新な肩書きを持ち、アウトドア料理を得意とするベアーズ島田キャンプさん。
バーベキューインストラクターやフードコーディネーターの資格まで保有し、SNSを通じて紹介される料理は、味だけでなく見た目にもこだわった逸品ばかり。
そんな料理やソロキャンプの様子を紹介する「ベアーズ島田キャンプチャンネル」の登録者数 は5万人に迫る勢いで多くの人に支持されています。
ベアーズ島田キャンプさんといえば、ヒロシさんをはじめとするキャンプ好き芸人の集まる「焚火会」の一員。YouTubeでも楽しそうな活動風景を随時配信しています。
2.愛車のジムニーがとにかくカッコイイ件
ベアーズ島田キャンプさんの愛車は「SUZUKI/ジムニーシエラ JB32」。ジムニーと聞くと、軽をイメージする人が多いですが、こちらは1300ccエンジンを搭載した普通車。
購入後、全塗装して、オーバーフェンダーをつけるなど、カスタムしています。なかでも最もこだわったのは、車体のカラー!
「つや消しの黒かサンドベージュかで悩んで。もし気に入らなかったら塗り直せばいいや、と考えたときに、黒からサンドベージュにするよりも、サンドベージュから黒にするほうが楽かなと思い、まずはサンドベージュにしました」とのこと。
ジムニー・オリジナルカラーのサンドベージュよりも少し濃い色だそうですが、今ではすっかりお気に入りで塗り直すつもりはまったくないそうです。
車のバックには『ヒロシちゃんねる』と『ベアーズ島田キャンプチャンネル』のステッカーも貼ってありました。
「山を探検している気分を味わえるので林道を走るのが好きなんですが、車体にできたちょっとした細かな傷は、木々に擦れながら行った証」と、ジムニーへの想いを語ってくれました。
3.ベアーズ島田キャンプさんのおすすめキャンプギア10選
今回の記事ではベアーズ島田キャンプさんのバッグの中身からおすすめギア10選を紹介します。キャンプ玄人ならではの本格的なギアばかり。ぜひ参考にしてください。
turk クラシックフライパン
バックパックのポケットの間にすっぽり収まるturkのクラシックフライパン。鉄の塊を高温で加熱して鍛造していく一体型のため壊れにくく、「100年使えるフライパン」ともされています。
BONFA Iron Round Plate 18
直火調理だけでなくお皿として使える万能プレート。ベアーズ島田キャンプさんは手持ちのturkのクラシックフライパンのフタとしても使っています!この使い方のレシピは4章で紹介します。
DD Hammocks DD Frontline Hammock・DD SuperLight Tarp XL
タープとハンモックはDD hammocksのものを使用。「タープは、2.9m×4.5mあるとハンモックで泊まるときに強い雨が降ってもきちんと覆ってくれて楽なんです。畳むのがすごく難しくて、袋から少しはみ出ちゃうんですけどね(笑)」
Hilander ダウンシュラフ600
軽量性とコンパクト性がウリのダウン素材を使ったシュラフ。ポリエステル中綿と比べて重量はおよそ半分、体積は4分の1程度!バックパックにもすっぱり収まります。
No.164 ソロ用鉄板セット【独焼鉄板4.5mm】
キャンプ仲間のヒロシさんが立ち上げたキャンプブランド『No.164』の第1弾の商品。ソロキャンパーのための鉄板です。無骨でありながら、スタイリッシュ。縦長のフォルムで、大きめの肉や魚もしっかり焼けるため、愛用しているそうです。
SOTO フィールドホッパー ST-630
「日によって持っていくか決めている」という折り畳みテーブルは、ストーブやクッカーも置けるA4サイズ。ワンアクションで、4本のスタンドが飛び出す独自構造です。軽量で折り畳めばわずか19mmという薄さも魅力です。
Picogrill Picogrill398
デザイン・重量・収納性に優れ、シンプルな構造がソロキャンパーに人気の焚き火台「Picogrill398」。スリムなので、収納スペースを取りません。薄型のケースに、網や着火剤、白樺も入れていました。
TEOGONIA Fireplace Tongs
メイドインジャパンの薪ばさみ。トング先端はしっかりと掴めるよう面積を広げた構造で、グリップ部は衝撃に強い特性を持ちながら、落ち着いた高貴な深みのある色合いの素材のブラックウォールナットを使用しています。
No.164 剪定鋸【野斬鋸】
こちらもヒロシさんのブランド『No.164』のものです。世界で認められた剪定鋸や園芸用鋸の製造販売をしている神沢精工株式会社と、ヒロシさんとのコラボ商品。湾曲しているため、太い枝を切るのも簡単!
カウハバンプーコバヤ 北欧スカンジナビアンアウトドアナイフ
フィンランド語で『カウハバのナイフ職人』という意味を持つナイフ。素晴らしい切れ味と優れたコスパで人気のこのナイフは、「焚火会」のみんなからの誕生日プレゼント。以来、大切に使っているそうです。
4.話題の著書『ゼロからはじめる焚き火料理』から、おすすめレシピを紹介
2021年10月に、2冊目となる著書『ベアーズ島田キャンプのゼロからはじめる焚き火料理(辰巳出版)』を発表!
1冊目『ベアーズ島田キャンプのサボリ飯』は、いかに簡単にラクして作るかをテーマにした本だったため、2作目はキャンプ料理に特化して火を使ったレシピを載せたいという想いで出版に至ったそうです。
今回は著書の中からベアーズ島田キャンプさんおすすめレシピを紹介します!
ポークソテー
ベアーズ島田キャンプさんが選んだおすすめレシピは、バターとウイスキーが決め手の贅沢な『ポークソテー』。「キャンプ飯として何がいいかって、バターやウイスキーをフランベするのを外だから気兼ねなくやれるから」と語ります。
<材料>(2人分)
豚ロース肉・・・200g ×2枚
塩こしょう・・・少々
小麦粉・・・少々
レモン・・・適量
サラダ油・・・大さじ2
クレソン・・・適量
★ しょうゆ・・・大さじ1弱
★ バター・・・30g
★ ウイスキー・・・大さじ4
<作り方>
1.豚肉に塩こしょうをふり、小麦粉をまぶす。レモンは輪切りにする。
2.スキレットを強火にかけサラダ油を熱し、豚肉を入れて焼き目をつける。
3.裏返してフタをし、火から下ろして余熱で豚肉に火を入れる。
4.5分ほどしたらフタを開け、スキレットの油をキッチンペーパーで拭き取る。再度火にかけ、★を入れる。
5.ソースをスプーンで混ぜながら豚肉に絡める。
6.器に盛り、クレソンとレモンを添えて完成。
出典:「ベアーズ島田キャンプのゼロからはじめる焚き火料理(辰巳出版)」
▼レシピページはこちら
小麦粉による外側のカリッとしたおいしい食感で迎えられ、バターとウイスキーの香り・風味、そしてレモンの酸味のすべてがうまく調和し、「人生史上で最高のポークソテー」と評する人もいるほど。
レシピを動画でご覧になりたい方は「焚火会・ベアーズ島田キャンプさんのポークソテーがうますぎた...!」をご確認ください。
5.活躍の場を広げ続けるベアーズ島田キャンプさんを要チェック!
料理のレパートリーが増えれば、アウトドアの世界は一気に広がり楽しくなるというもの。その点で動画やSNSを通じて発表されている、ベアーズ島田キャンプさん作の「あほっつまみ」は簡単だけどうまく、料理初心者や料理に苦手意識のある方に打ってつけですね。
YouTubeのほか、市原ケーブルテレビ『パパキャン』やエフエムさがみ『週刊ベアーズ島田キャンプ』、雑誌連載など様々なメディアへの露出も目立つベアーズ島田キャンプさん。個人・そして「焚火会」メンバーとの絡みも含め今後の動向を追っていきたいですね。
「教えて!みんなのソトレシピ」第20回目はいかがでしたか?それでは次回の連載もお楽しみに!
▶︎ベアーズ島田キャンプさんのインタビューを動画で見たい人は、こちらをご覧ください。
前編「焚火会・ベアーズ島田キャンプさんの無骨な焚き火料理ギア18選【ジムニー】」
後編「焚火会・ベアーズ島田キャンプさんのポークソテーがうますぎた...!」
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