「使用後の油のいい活用方法はないですか?」【お願い!たけだバーベキュー #6】
こんにちは! たけだバーベキューです。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
家で過ごす時間が長くなって、キャンプが恋しくなっている方も多いと思います。僕もその一人です!
なので最近はキャンプで使うスキレットやメスティンを使って家で料理をする時間が増えました。メスティンなんかはレシピもめちゃくちゃ増えて、メスティン本も出せるのではないかという勢いですので、出版社の方、ぜひオファーお待ちしております(笑)。
さてさて、今回も教えて案件をいただいております。今回いただきましたお願いがこちら!
キャンプ料理のお悩みvol.6
「バーべさんこんにちは。私たちは家族でキャンプに行くと、子どもたちの好きな唐揚げなどの揚げ物をするのですが、いつも使用後の油の処理に困っています。
そこでバーべさん、この油をうまく活用できる方法を教えてください!よろしくお願いします。」
なるほどなるほど。これは今までで一番リアルな質問じゃないでしょうか(笑)。
確かに、キャンプで油を使ったらその後の処理ってなかなか難しいですよね。最初の揚げ油の量を少なくして、使用後はペーパーに吸わせて捨てたり、凝固剤などで固めて捨てたりなど、やり方はいろいろあると思います。
僕なんかは、結構量が残っている場合は、冷ましてから空いているペットボトルに詰めて持って帰り、家で再利用したりなんかもしています。
さ、いかがでしたでしょうか? 解決になりましたか? ぜひ、揚げ物をやった際はこういった方法で処理してみてくださいねー!
ナイスバーべ!
で終わったら、マジで編集部のお偉い方に今回で連載をストップさせられてしまうので、とっておきの方法をお教えしましょう!(笑)
いただいたメッセージから察するに、小さいお子さんがいるのかなと思いましたので、お子さんも一緒になって楽しめる廃油の活用方法を今回は伝授したいと思います!
廃油キャンドル作りに挑戦!
使い終わった廃油をどうするかといいますと、これでキャンドルを作ります!
「廃油でキャンドル??」となるかと思いますが、導火線さえあればちゃんと燃えるんです! しかも色をつけたりして、かわいく仕上げていきたいと思います。もちろん家でもできますので、この機会にやってみるのもいいと思いますよ。
ではやっていきましょう!
まず用意するものはこちら。
・廃油(ペットボトルに入れて持ち帰ったもの)
・クレヨン(お好きな色)
・タコ糸
・割りばし
・紙コップやガラス容器
・油の凝固剤
・アロマオイル(あればでいいです)
・カッターナイフ
作り方ですが、まずお好きな色のクレヨンを紙コップかガラス容器にカッターナイフで削ります。1cmほどで大丈夫です。
次に、使用後の廃油を、茶こしやコーヒーフィルターなどを使って揚げカスを取り除きます。熱々の場合はだいたい80℃ぐらいにまで冷まし、冷えた廃油の場合は逆に一度温めて80℃まで温度を上げます。
そこに油の凝固剤を入れます。こちらは製品によって入れる量が変わりますので、表記に従って入れてください。
よく混ぜたものを温かいまま、先ほどクレヨンを削った容器に適量注ぎます。そして、スプーンなどでかき混ぜてクレヨンを溶かします。
このとき、60℃まで温度が下がったら、お好みのアロマを数滴たらすとアロマキャンドルになります。
クレヨンが溶けたら、次はタコ糸をカットして、割りばしの真ん中に挟みます。そして容器の油の真ん中に落として、導火線を作ります。
このまま常温で約40分置くと、油が冷めて固まります。
紙コップで作ったほうは紙コップをはがし、あとはタコ糸を適度な長さでカットすると完成です。では、部屋を暗くして火をつけてみたいと思います。
めっちゃいい感じです!
普通にキャンドルです。廃油からできたとは思えない仕上がりです! キャンドルの灯って、癒されますよね。
作る手順も非常に楽しめますので、お子さんも喜んで参加してくれると思います。また、器をハート型にしたりすると形もかわいく作れるので、いろんな型を用意して作ってみるのもいいですよ。
とは言え、元は廃油ですので、少し匂いが気になったりという方はアロマを垂らして香りを良くするのがおすすめです!
というわけで、今回は廃油からキャンドルを作ってみましたが、逆にもっと他の使い道があれば、ぜひ教えてくださいね。
まずはお試しで、家で出た廃油を使って、家でキャンドル作りをしてみてはいかがでしょうか。アウトドアに持ち出すもよし、眺めながら晩酌をするのもいいですよ!
来たるべきアウトドア解禁の日まで、家でしっかりとキャンプわくわくポイントを貯めて、その時は思いっきりソトでポイント使いまくりましょう!
今回は以上です! たけだバーベキューへのお願い、お待ちしております。
ではまた次回のお願いをお楽しみに。ナイスバーべ!