ニトリのスキレットは初心者向け!スペックや他社製品との違いを解説

2021.5.25

2.他メーカーのスキレットとの4つの違い


多くのメーカーから発売されているスキレット。ニトリのスキレットと他メーカー製品の違いは簡単にまとめると次の4つの特徴です。

リーズナブルな価格


一番わかりやすいのは価格の違いです。ニトリのスキレットは他メーカーの近いサイズの製品と比べて、リーズナブルな価格設定です。100円ショップのダイソーに次ぐコスパを実現しています。

蓋付きのセットも販売している


出典:ニトリ
メーカーによって蓋を扱っているものといないものがあります。ニトリは公式WEBサイト限定ですが、蓋がセットのものも扱っています。

ロゴなどのデザインがない


ニトリのスキレットのデザインは至ってシンプル。メーカーによってはロゴなどデザインが施されたものもあります。デザインは好みなのでシンプルもいいという人はニトリのスキレットでも問題ありません。

持ち手がやや短め


ニトリのスキレットの持ち手はやや短めに設計されています。写真右の他社スキレットと持ち手の長さを比較すると短いのがわかります。ニトリのスキレットは2サイズ(写真左・中)とも持ち手の長さが同じです。

持ち手は短い分、調理の際に火に近くなるので熱く感じるかもしれません。ただ、そもそもスキレットは持ち手も熱くなりやすいので、ミトンや耐熱グローブも合わせて用意して安全に使いましょう。

3.ニトリとダイソーのスキレットの選び方3つのポイント


価格が安いというポイントでニトリのスキレットの購入を検討している方は多いと思いますが、ダイソーのスキレットも安価なので違いが気になりますよね。

2社のスキレットをサイズ順にスペックを比較すると以下の通りです。

■ダイソー スキレットS
・価格:220円(税込)
・サイズ:約内径130×深さ22mm
・重さ:約500g

■ダイソー スキレットM
・価格:330円(税込)
・サイズ:約内径151×深さ30mm
・重さ:約784g

■ニトリ スキレット鍋 15cm
・価格:499円(税込)
・サイズ:約内径150mm×高さ33mm
・重さ:約720g

■ニトリ スキレット鍋 19cm
・価格:749円(税込)
・サイズ:約内径:190mm×高さ43mm
・重さ:約1.33kg

※サイズ表記がダイソーは深さ(内寸)、ニトリが高さ(外寸)での表記です。ニトリの高さには厚さも含まれています。

このような違いがあります。これをふまえて、次の3つのポイントを参考に選んでみてください。

安くて小さいスキレットが欲しい方は「ダイソー スキレットS」

4種のスキレットで一番小さいのが「ダイソー スキレットS」。ソロキャンプメインの方やコンパクトで軽量なスキレットが欲しい方におすすめです。

「ダイソー スキレットM」と「ニトリ スキレット鍋 15cm」は同等

「ダイソー スキレットM」と「ニトリ スキレット鍋 15cm」のサイズは同等ですが以下のような違いがあります。

・ダイソーの方が持ち手が約5mm長い
・ダイソーの方が169円安い
・ニトリの方が60g軽い

わずかな違いですが、ダイソーは価格が安いのに加えて、持ち手が少し長いので、ダイソーがおすすめです。
より軽い方がいいという人はニトリを選びましょう。

安くて大きめのスキレットが欲しい方は「ニトリ スキレット鍋 19cm」

4種の中で一番大きいモデル。ファミリーキャンパーなど、複数人でのキャンプが多い人は「ニトリ スキレット鍋 19cm」がおすすめです。

4.ニトスキの使い方3つのポイント


ニトリのスキレットを購入した際は次の3つのポイントを参考に使いましょう。

使用前にシーズニングが必須


まず、調理で使用する前にシーズニングを以下の手順で行います。スキレットのシーズニングは、全体に油をなじませて膜をつくり、錆びにくくする工程です。初めて使う際は、出荷時に塗られている錆止めを落とし、シーズニングをしてから使いましょう。

<シーズニング工程>
1. 中性洗剤を使って錆止めを洗い流す。
2. 洗剤を十分に洗い流し水気をよく拭き取る。
3. スキレットを火にかけ水が蒸発したら一旦火を止める。
4. 食用油をひいて火にかけ、クズ野菜を強火で炒める。
5. 油が全体になじんだら、炒めたクズ野菜を捨てる。

<ポイント>
クズ野菜で炒めるこで、鉄の臭いを取る効果があります。炒めるのは香味野菜がオススメです。にんじんや、玉ねぎの皮、野菜の芯や軸の部分など香りが強い野菜を使用しましょう。

使用後のお手入れ方法


調理で使用したあとは、なるべく以下の手順で綺麗にしてくだだい。

1. お湯や水で流しながら洗剤は使わずにスポンジやたわしで擦り汚れを落とす。
2. 火にかけて水分を飛ばす。
3. 油を全体(裏面や持ち手も)塗り、火にかける。
4. 新聞紙でスキレットを包み保管する。

使うときの3つの注意点

・料理した後に放置はNG
料理で使ったまま放置すると錆びてしまうことが多々あります。キャンプの夜ご飯で使ってそのままにして寝て、朝になったら錆だらけなんてことも。使用後はなるべく早く洗い流し、シーズニングを済ませましょう。

・洗剤はなるべく使わない
スキレットはシーズニングを繰り返すことで、細部まで油がなじんでいく性質があります。洗剤を使ってしまうと、なじんでいた油も落ちてしまうので、洗浄は水で流しながらスポンジやたわしで擦って落としましょう。

・調理中は持ち手も熱くなる
ニトリのスキレットは火にかけると持ち手まで熱が行き渡ります。火傷しないようにスキレット用のカバーをつけたり、耐熱グローブを使ったりしましょう

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ソトレシピ編集部
キャンプ料理と日々向き合いながら、レシピやお役たち情報を発信しています。ぜひ、みなさまのキャンプの参考にしてください。

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