メスティン料理のレパートリーが増えるレシピ10選！使い方や裏技も

１．メスティンは炊飯、茹でる、焼く、煮る、蒸す、燻るができる万能調理器具

すっかりキャンパーのおなじみとなった調理道具メスティン。もともとは飯ごうとして流通したものですが、アイデア次第でさまざまな料理を作れます。大きく次の5種の使い方ができる万能調理器具なんです。

炊飯器として

一番ベーシックな使い方が炊飯です。メスティンでの炊飯はとても手軽で、コツを知っていれば初心者でもすぐにできます。白米だけでなく炊き込みご飯も可能です。

メスティンの炊飯に関して詳しく知りたい方は「【専門家が教える】メスティン炊飯のコツ！バーナーと固形燃料で解説」をご覧ください。

鍋として

メスティンは深さがあるので、鍋としても利用可能。スープやパスタ、ラーメンなどを一人分作るのにぴったりでソロキャンプにおすすめな使い方です。

フライパンとして

蓋をフライパンとして使えば焼きものも調理可能。ただし、焦げ付きやすいので綺麗に使いたい人にはおすすめはしません。

出典：イワタニ・プリムス
フライパンとして使う場合は別売りのハンドルを活用すると使いやすくなりますよ。おすすめはトランギアのアルミハンドルです。

蒸し器として

メスティンに底網を敷き、少量の水を入れて使えば蒸し料理もできます。キャンプではなかなか作りづらいイメージのあるシュウマイもお手のものです。

出典：イワタニ・プリムス
底網はトランギアから発売されているものあるほか、100円ショップで手に入るもので代用できます。

スモーカーとして

底網と燻製チップを敷いて燻せば、手軽に燻製を作れます。ただし、メスティン自体にも煙の匂いがつくので注意。燻製専用のメスティンを用意するのをおすすめします。

※空焚き状態になるのでメーカーでは推奨していません。メスティンでの燻製は自己責任で行いましょう。

メスティンひとつキャンプに持っていけば、炊飯、茹でる、焼く、煮る、蒸す、燻るなど、大抵の料理は作れてしまうと言っても過言ではありません。うまく活用してメスティンレシピに挑戦してみてください。

メスティンの使い方に関して詳しく知りたい方は「【メスティンとは】下準備、使い方、裏技、お手入れまで完全ガイド」をご覧ください。

また、メスティンにはバリ取りやシーズニングが必要と言われています。

メスティンのバリ取りについて詳しく知りたい方は「誰でもできる！メスティンのバリ取りを４ステップで解説！【動画付】」をご覧ください。

メスティンのシーズニングについて詳しく知りたい方は「メスティンのシーズニング方法や理由を効果検証付きで解説【動画付】」をご覧ください。

２．調理の幅が上がるメスティンの裏技3選

メスティンを調理で使う際に知っておくと料理の幅や効率が上がる裏技を3つ紹介します。技を活用すればアイデア次第でさまざまなレシピに応用できます。

メスティン折り

メスティンぴったりに折ったクッキングペーパーを入れて調理することで、焦付きを防止します。炊飯以外の調理は焦げつきやすいので、活用したい技です。
 
メスティン折りに関して詳しく知りたい方は「【図面PDF付き】超簡単なメスティン折りを考案！丁寧な解説&おすすレシピ4選」をご覧ください。

天地返しで両面焼き

蓋をした状態で天地をひっくり返して、蓋側から火をあてることで両面から火を入れられます。パンやパウンドケーキもこの方法で焼けば作れちゃいますよ。

メスティン・イン・ラージメスティン

底網を持っていなくても、大小のメスティンがあれば、蒸し器にできます。ラージメスティンの底に水をしいて、その中に通常サイズのメスティンを入れて火にかければ、即席の蒸し器の完成です。