キャンプ飯が簡単快適に!シェラカップ料理の基本とレシピ10選
シェラカップで料理ができるらしいけれど、どんな使い方ができるんだろうと気になりますよね。シェラカップは金属製のカップですが、煮る焼く、炊飯するなどさまざまな調理ができるアイテムとして人気があります。
筆者もキャンプでご飯を作るのが面倒なときは、シェラカップでささっと作っちゃいます。一人飯にはちょうどいいサイズ感なので、ソロキャンプにぴったりなんですよね。余分なクッカーを持っていかなくてもいいし、洗い物は増えないし、シェラカップの料理法方を知っておいて損はありません。
この記事ではシェラカップについて、
- 料理しやすいシェラカップの特徴
- 料理で役立つシェラカップの使い方
- オプションパーツ
- シェラカップを使ったレシピ
を紹介します。
読み終えていただければ、シェラカップの特徴を理解して、美味しいシェラカップ料理を作れるようになります!ぜひみなさんのキャンプ飯の参考にしてくださいね!
CONTENTS目次
1.料理しやすいシェラカップ4つの特徴
シェラカップはカップとしてだけでなく、食器やクッカーなどいろんな使い方ができる万能アイテムと言われていますが、素材や形状もさまざま。まずは料理しやすいシェラカップの特徴を解説します。
素材はステンレスがおすすめ
シェラカップの素材は、ほとんどのメーカーがチタンかステレンスの展開です。この二択なら、熱伝導率の関係でステンレスが調理に向いています。熱伝導率がいいほど、全体に均等に熱が入るので調理しやすくなり、悪いと局部加熱で焦げやすくなるので注意が必要です。
〈素材の熱伝導率の関係性〉
真鍮 > アルミ > ステンレス > チタン
熱伝導率を出回っているシェラカップの素材別に比較すると、このような関係です。真鍮やアルミは熱伝導率がいいのですが、ほとんどのメーカーが扱っていない素材なので、消去法でステンレスのシェラカップが調理にはおすすめといえます。
もっともアルミのシェラカップを持っているならば一番おすすめ。真鍮は熱伝導率はいいですが、お手入れが難しいです。それぞれの素材の特徴を簡単に解説しますね。
▼ステンレスのシェラカップの特徴
費用はチタンの半額程度の1,000円前後なのでお手頃です。チタンよりは熱伝導率がよく、調理に向いています。ただし、取っ手部分まで熱くなるので火傷に注意。一度温めたら冷めにくい性質も持つので、料理が冷めにくいのもポイントです。
〈おすすめな人〉
安いものが正義の人で、シェラカップで料理したい人におすすめ。
▼チタンのシェラカップの特徴
とにかく軽く強度が高いのが特徴。局部加熱になりやすく、食材を焦がしやすいので注意。一方、直火にかけても取っ手が熱くなりにくいので、料理しやすいメリットもあります。値段は高い傾向。
〈おすすめな人〉
荷物を軽くしたい人、丈夫なシェラカップがいい人におすすめ。
▼アルミのシェラカップの特徴
熱伝導率がよいのでシェラカップ全体を均等に温められるのが特徴。炊飯などムラなく火入れをしたいときに活躍します。ただ、アルミのシェラカップを扱っているメーカーが少ないです。
〈おすすめな人〉
シェラカップで美味しく炊飯したい人におすすめ
▼真鍮のシェラカップの特徴
5円玉と同じ銅素材。値段はチタンと同じくらい高めです。使い込むとくすんだ色に変色していき味がでてきます。サビやすいのでお手入れの難易度が高めです。
〈おすすめな人〉
キャンプ上級者でこだわりがある人におすすめ
おすすめの取っ手はストレート
出典:GSI Outdoors
マグカップのように持つため取っ手が曲がっているシェラカップが多いですが、料理にはストレートのほうがおすすめ。調理中に持ちやすく、手がバーナーなどの熱源から遠くなります。
フライパン利用は台形型、鍋利用は寸胴型
フライパンのように使いたい場合は、縁が開いてる台形型のシェラカップのほうが調理しやすいです。一方でスープや鍋の場合は寸胴型のシェラカップのほうがおすすめ。
容量は多い方が調理しやすい
料理となると300mlくらいのサイズだとちょっと量が物足りないかもしれません。米の炊飯可能量は0.5合くらいです。500ml以上あると米1合は炊けるので安心。また、ある程度の大きさがあった方が、食材を混ぜたり焼いたり、調理しやすいです。
写真は「シェラどんぶり」というシェラカップです。900ml容量でさまざまな調理がしやすいように設計されています。シェラどんぶりについて詳しく知りたい方は「「クッカー、どんぶり、ボウル」をシェラどんぶりひとつで!ソロキャンプをオシャレに快適に変えてゆく」もご覧ください。