スパッチコックのハーブマリネロースト

丸鶏を観音開きにして、焚き火で豪快に焼き上げる!

スパッチコックのハーブマリネロースト

2023.8.17

COOKING GEAR調理道具

ラウンドグリドル(フライパン)
ハサミ
ラップ
サーベル2本
ペグ3本
S字フック2本
調理時間
120分
材料4人分
  • 丸鶏 ・・・ 1羽(1kg)
  • 塩 ・・・ 大さじ1
  • 粗挽きこしょう ・・・ 適量
  • オリーブオイル ・・・ 大さじ6
  • レモン汁 ・・・ 大さじ4
  • はちみつ ・・・ 大さじ4
  • ローズマリー ・・・ 2本

RECIPE作り方

① 丸鶏のをうつ伏せの状態にし、お尻から首に向かって背骨に沿ってハサミで切り取る。

② 背骨を取ったら肩付け根の筋を切り、観音開きにする。中央部分に親指を入れながら軟骨を取るのがコツ。

③ バットに鶏肉を置き、★の調味料を混ぜ合わせて浸す。ラップをかけて約1日漬け込む。

④ 片側のももの付け根から反対側の肩に向かってサーベルを刺す。サーベルが交差するように反対側も同様に行う。

⑤ 鶏肉の片側の肩から反対側の肩に向けてペグを差し込む。

⑥ ラウンドグリドル(フライパンなど)で鶏肉を皮側から焼く。最初強火であとは弱火。

⑦ 皮側に焼き目がついたらひっくり返し、裏側を約30分焼く。

⑧ かまどにペグを2本立て、ペグの穴にS字フックをかける。鶏肉に刺したペグをS字フックにかけて固定する。遠火でゆっくりと火を通し、約1〜2時間放置して出来上がり。

撮影/後藤秀二 出典:「CAMPLIFE Autumn Issue 2017」(山と溪谷社)

シェフのひとこと

仕上がりを追求するなら、下準備は1日前から!ハーブマリネでじっくりと漬け込んで密閉袋に入れて現地で焼き目をつけるところからスタートしよう。

CHEF PROFILEシェフプロフィール

アトリエNATURE WORKSを主宰。捨てられるもの、そこにあるものを暮らしやアウトドアに取り入れた独自のスタイルを表現するネイチャークラフト作家であり、野草を使った料理を得意とする野外料理人。また、モーラナイフ公認の日本・台湾アンバサダーでもある。著書に『里山ライフのごちそう帖』(実業之日本社)、『東京発スローライフ』(オレンジページ)がある。