【素材別】おすすめのスキレット20選!選び方の5つのポイントも解説

【素材別】おすすめのスキレット20選!選び方の5つのポイントも解説

2023.3.24

キャンプでの調理道具の定番のひとつスキレット。ひとつは持っておきたいギアですが、種類はさまざまでどれを購入するか迷いますよね。素材やサイズ、形状、機能性など、ご自身のキャンプでの調理のしやすさを加味して選ぶことがポイントです。

スキレットをひとつ持っていれば、メイン料理からスイーツまで作ることができるので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。

この記事では、

  • スキレットの選び方5つのポイント
  • 【鋳鉄・耐熱陶器・ホーロー】素材別おすすめスキレット20選

を掲載しています。

読み終えていただければ、お気に入りのスキレットが見つかりますよ!ぜひ参考にしてください。

アイキャッチ出典:LODGE/LOGOS/Coleman/Amazon/楽天/Amazon/Amazon/Amazon/楽天

1.スキレットの選び方5つのポイント


出典:LOGOS
スキレットの購入を検討する際は、まずは選び方のポイントをおさらいしましょう。商品ごとにどのような違いがあるのかを把握してから商品を見ると違いが見えてきますよ。

スキレットを選ぶうえで注目したいポイントは以下の5つです。

●素材
●サイズ
●形状
●蓋の有無
●メンテナンス

これらのポイントを意識して絞っていくと、スキレット選びが楽になるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

素材で選ぶ


出典:Amazon
多くのモデルが販売されているスキレットですが、その素材は「鋳鉄製」「耐熱陶器製」「ホーロー製」の3つに分類されます。

<鋳鉄製>
保温性が高く、冷めにくいのが特徴。耐久性に優れているうえ、じっくりと食材に火を通して旨味を閉じ込めます。

<耐熱陶器製>
直火だけで無く、電子レンジやIHなどにも対応したものが多く、幅広い料理に対応可能。メンテナンスも簡単。

<ホーロー製>
匂いや色が移りにくく、メンテナンスが非常に簡単。カラーバリエーションが豊富で、おしゃれなデザインのものが多い。

このように素材によって違う魅力があるので、「料理をより美味しく作りたい」や「見た目にはこだわりたい」などどこを重視したいかで選びましょう。

サイズや深さで選ぶ


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スキレットを購入するときはどれくらいの人数で使用するか、どんなものを作るのかを想定し、それらに応じたサイズを選ぶのがポイント。

ソロキャンプなら横幅が15cm前後、3〜4人のファミリーキャンプなら22〜25cm程度のサイズを選ぶと使いやすくおすすめです。

また、アヒージョのスープといった煮込む必要のある料理をしたい場合は、4cm以上の深さがあるものをチョイスすると多くの食材や水分を入れられますよ。

形状で選ぶ


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スキレットは丸型が一般的ですが、中には四角形や六角形といった角形も販売されています。

焼き面が広いことで一度に多くの食材が調理できる丸型に比べて、スープなど液状の料理が注ぎやすく、肉類やお好み焼きなど裏返す必要のある調理をしやすいのが角形の特徴です。

もちろん見た目の印象も変わってくるので、どちらの方が自分に合っているかを考えるのと同時に、デザインで決めてみても良いですね。

蓋の有無で選ぶ


出典:LOGOS
スキレットは蓋を使用することで、蒸したり旨味を閉じ込めたりといったダッチオーブンのような使い方をすることができます。セットになっていたり、別売りになっているモデルもありますが、中には専用の蓋がない場合もあります。

蓋を使うと料理の幅が広がるので購入する前に蓋があるかどうかを確認しましょう。蓋がない場合は同商品をもうひとつ用意することで、簡易的な蓋として使用することもできますよ。

メンテナンスのしやすさで選ぶ


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スキレットは素材によってメンテナンス方法が異なり、その手間も大きく違います。耐熱陶器製やホーロー製は食器洗剤や食洗機などが使用できて非常にお手軽ですが、鋳鉄製はシーズニングという作業が必要になります。

その工程を楽しめる人は苦ではありませんが、面倒と思う人は耐熱陶器製やホーロー製を選ぶのがおすすめです。

スキレットのシーズニングに関して詳しく知りたい人は「スキレットのシーズニング簡単6工程!調理後や焦げ、サビのお手入れも」をご覧ください。


2.【鋳鉄製】スキレットおすすめ10選


出典:LODGE
鋳鉄製はその保温性が高さから、じっくりと食材に火を通しつつも冷めにくいのが特徴です。また、耐久性にも優れているので長く愛用することができるのも魅力。旨味をぎゅっと閉じ込めるのでお肉類や海鮮類など幅広い食材が美味しく焼けます。ここではおすすめの10アイテムを紹介します。

LODGE スキレット6 1/2インチ


出典:LODGE
鋳鉄製スキレットを販売するブランドの中でも大定番として人気の高い、LODGE スキレット6 1/2インチ。底が分厚く、熱を逃さない仕様になっているので非常に優れた保温性と熱伝導率を持ち合わせています。比較的深めに設計されている上、慣らし加工済みなので使用前のシーズニングが必要なく、買ってすぐに使えるのは魅力的です。

LOGOS 合体できる 深型スキレット M


出典:LOGOS
コストパフォーマンスの高さから国内でも高い支持を得ている、LOGOS 合体できる 深型スキレット M。その名の通り、同商品をふたつ使用するとピッタリとハマり、ダッチオーブンのように使うことができる設計になっているモデル。底が非常に深く、汁物も作りやすくなっている上、取手が取れてそのままお皿としても使える万能スキレットです。

和平フレイズ ビーズ 鉄スキレットコンボセット15cm


出典:Amazon
主にフライパンや鍋を多く取り扱っている新潟のブランド、和平フレイズのビーズ 鉄スキレットコンボセット15cm。本体の他にフタとしても扱えるスキレットや、燻製や蒸し焼きが楽しめる網が付属しているお得なセット。それぞれのスキレットが浅型・深型と深さが異なるので調理メニューが分けやすく、これだけのセットで2000円台という破格の価格設定になっています。

コールマン クラシックアイアン スキレット


出典:Amazon
第一次キャンプブームから日本のキャンプ業界を引っ張る大人気ブランド、コールマンのクラシックアイアン スキレット。ファミリーキャンプでも使えるような大きめのサイズ感が特徴で、フタは上に盛り上がるような設計になっているのでハンバーグなど厚みのある料理もこなせます。サイドに注ぎ口が設けられているので、汁物のような水分が多い料理を作ったときも盛り付けやすいのが魅力的です。

イシガキ産業 スキレット


出典:Amazon
「デザインと機能美が秀逸であること」をコンセプトに様々な調理器具を手掛ける、イシガキ産業のスキレット。鍋としても使える深型スキレットと、そこの深さがフライパンほどで扱いやすい浅型スキレットがセットになっています。このセット一つで肉や魚などのメイン料理から、スープやカレーなど幅広い調理が出来るのは嬉しいですね。

キャプテンスタッグ 深型スキレット


出典:Amazon
リーズナブルな価格設定で初心者からベテランまで幅広いユーザーがいる、キャプテンスタッグの 深型スキレット。かなり深底な設計になっており、多種多様なレシピに対応可能なモデル。両サイドに注ぎ口を搭載し、使い勝手も向上されています。同商品を2つ使った時にズレないように取手にはストッパーを設けながらも、ECサイトでは1000円以下という手頃な価格になっているのもポイントです。

フィネックス(FINEX)  キャストアイアン スキレット 8インチ


出典:楽天
昔ながらのスキレットから着想を得て、現代的で画期的なデザインにまとめたフィネックスのキャストアイアン スキレット 8インチ。他にはない八角形という特殊な形状をしており、無骨な見た目と存在感を演出。取手は熱くなりにくいスプリング式を採用しつつ、真鍮のフックを取り付けることで高級感のあるデザインとなっています。本体先端には持ちやすいように簡易取っ手を搭載するなど、所有欲だけでなく使い心地まで考えられたスキレットです。

スケーター フタ付2WAYスキレット


出典:Amazon
普段使い用のお弁当からアウトドア用メスティンなど、幅広いシーンに向けて調理器具を販売しているスケーターのフタ付2WAYスキレット。フタの縁が長く設計されていることで、フタ・本体の両面で調理が可能な2way仕様になっています。取手は取り外し可能となっているうえ、長めに作られているので焚き火など火力の強い炎で調理するシーンでも使いやすいのが特徴です。

フライングソーサー スキレット


出典:楽天
機能美とスマートで生活に馴染むデザインの調理器具を展開している、フライングソーサーのスキレット。鋳鉄製でありながらもわずか0.8kgと軽量製に優れており、女性でも手軽に扱いやすい重量を実現。焼き面に施された細かな凹凸は焦げつきにくくなっているだけでなく、食材の余計な水分を飛ばしてより美味しく焼くことができるなど、細かな工夫が詰め込まれたスキレットです。

キッチンプランニング KOMIN 鋳鉄オーバルフライパン


出典:楽天
これにまでにない革新的な調理器具を作成している、キッチンプランニングのKOMIN 鋳鉄オーバルフライパン。独自の設計により、鋳鉄製の強度性保ちつつ軽量化を図った薄型スキレット。底が薄めながらも鋳鉄製の持つ特性はそのままに、保温性や食材の旨みをしっかりと引き立ててくれます。直火はもちろん、IHにも対応しているので普段使いしやすいのもポイントです。


3.【耐熱陶器製】スキレットおすすめ5選


出典:Amazon
耐熱陶器製のスキレットは焚き火、ガスコンロのような直火やはもちろん、電子レンジやIHなどの電子調理も対応可能なモデルが多い汎用性の高さが特徴。メンテナンスも手軽で、陶器特有の風合いが楽しめるのも魅力です。

カクセー グレイスラミック 陶製スキレットパン 16cm


出典:Amazon
アウトドア用のステンレス調理器具からグリルまで幅広く販売している、カクセーのグレイスラミック 陶製スキレットパン 16cm。

3.5cmと適度な深さで焼き料理や煮込み料理がしやすい絶妙な高さになっています。オーブンや電子レンジに対応可能で自宅でも使いやすく、セラミック加工が施されているので汚れがつきにくく洗いやすいのも特徴です。

sowaca フライパンS


出典:Amazon
可愛らしいデザインで見た目にもこだわりたい方におすすめな、sowacaのフライパンS。

他のモデルに比べて短めに設計された取手は、そのまま食器としてテーブルに置いても場所を取らず、短くとも掴みやすいように先端が平く作られています。カラーリングは桜・瑠璃・松と言った和を感じさせる10種類の豊富なラインナップで、キャンプシーンに合わせやすいくなっている点もポイントです。

POTPURRI ポトペリー スキレット エルド


出典:楽天
耐熱陶器で有名な伊賀焼・万古焼の産地で研究・制作された「炎」を表す名前がつけられた、POTPURRIのポトペリー スキレット エルド。

陶器特有の遠赤外線効果に着目し、直火・電子調理にかかわらず食材にいち早く火を通すことができるので、食材の旨味を中に閉じ込めて美味しく仕上げてくれます。本体から反り上がるように伸びた長めの取手は直火で使用しても熱くなりにくくなっており、素手で掴むことができる点も注目です。

GRILLER 蓋付きスキレット


出典:楽天
アイボリーやグレー、ブルーなど優しいカラーリングと風合いが楽しめる、GRILLERの蓋付きスキレット。横幅21cmのソロキャンプで使いやすい絶妙なサイズ感と、煮込み料理をしても安心な適度な深さが特徴の耐熱陶器製モデル。比較的コンパクトで持ち運びやすく、小さめのコンロや焚き火台でも安定して使うことができます。フタが付属しているので、料理の幅が広げられるのが嬉しいですね。

リュウジの万能スキレット


出典:Amazon
料理研究家リュウジが監修し、話題となっているスキレット。640mlと大容量な調理が可能で、深型と浅型で使い分けられる耐熱陶器製では少ない2wayモデルとなっています。高さがあるうえに浅型スキレットはフタとしても使えるので、様々なレシピに対応できて煮込み料理や無水調理なども作ることのできる万能さが特徴です。


4.【ホーロー製】スキレットおすすめ5選


出典:Amazon
ホーロー製のスキレットは他の素材に比べておしゃれなデザインが多い、見た目にもこだわりたい人はおすすめな素材です。匂いや色が移りにくく、強度性にも優れているので長く愛用できますよ。

パール金属 ルージュ 鉄鋳物製スキレット (ホーロー加工)


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インテリア家具や質の高い調理器具で支持を得ている、パール金属の鉄鋳物製スキレット。優れた熱伝導率で素早くスキレット全体に熱が加えられ、食材にムラなく火を通してくれます。保温力も高いのでそのままお皿として使用することもでき、対応熱源は直火・IHの他にオーブンや魚焼きグリルと幅が広いので色々なシーンで活躍しますね。

ストウブ スキレット フライパン 16cm チェリー


出典:Amazon
おしゃれかつ使いやすいダッチオーブンでキャンプシーンでも高い人気を誇る、ストウブのスキレットフライパン。表面の艶感が高級感を演出させ、同ブランドのダッチオーブンの特徴でもあるおしゃれさを踏襲したデザインはキャンプにも見事にマッチ。独自のマットエマイユ加工により焦げつきにくく、食材をカリッと焼き上げるなど使い勝手と焼き上がりにも工夫が施されたアイテムです。

ル・クルーゼ シグニチャー スキレットグリル


出典:楽天
グルメの国、フランスで生まれた人気ブランド、ル・クルーゼのシグニチャー スキレットグリル。ヘラなどが使いやすい四角形型を採用しつつも、両サイドに注ぎ口を設けた細部まで使い心地を意識されている形状を実現。焼き面はグリルになっているスキレットでも珍しいタイプで、お肉や魚などの余分な油や水分を逃してより美味しく焼き上げます。カラーバリエーションも豊富なのもポイントです。

ovject スキレット蓋付き


出典:楽天
スタイリッシュなデザインと使い心地がキャンプにベストマッチする、vjectのスキレット。調理後はそのままテーブルに置いても場所を取らない、取り外し可能な取手を採用。深型の本体で調理ができるのはもちろん、フタにも取っ手をつけられるので浅型スキレットとして調理することができます。取手に装着可能なシリコンパーツは蓋に吸着する設計で、取ってから外して持ち手にもなる利便性の高いモデルです。

ストウブ ウッドハンドル フライパン 28cm 


出典:Amazon
ホーロー感が前面に出ているモデルに比べて、スマートでナチュラルなテイストになっているストウブのウッドハンドル フライパン。持ち手は米油と蜜蝋で仕上げたブナ材を取り入れて、キャンプに馴染む風合いを演出。本体が熱くなってもとっては熱くならず、素手で使用することができます。黒マット加工された焼き面は細かい凹凸仕様になっており、余分な油や水分を逃しながら食材を香ばしく焼き上げてくれる、見た目と食材の美味しさにもこだわったスキレットです。


5.スキレットを使って熱々で美味しいキャンプ飯を作ろう!


出典:Amazon
いかがだったでしょうか、今回はキャンプで使うと気分が上がるスキレットをご紹介しました。

使い勝手のいい耐熱陶器製やホーロー製や、より美味しく食材を調理できる鋳鉄製など、素材によって魅力は様々。

鋳鉄製はメンテナンスに手間はかかりますが、その分使うたびに味が出て愛着が湧いてくるので道具を育てたいという方には是非おすすめしたい素材です。

使用シーンや自分の好みに応じたスキレットを選んで、キャンプ飯をより楽しみましょう。

スキレットのレシピを知りたい方は「スキレットの簡単レシピ20選!おいしく料理を作る3つのコツも紹介」をご覧ください。

WRITER PROFILEライタープロフィール

Satuki
1歳の娘と1ヶ月の娘をキャンパーに育て上げるため、日々奮闘しているソロ&ファミリーキャンパー。最近一新したカメラα7IIIを片手に、家族やギアをカッコよくおしゃれに撮るのに試行錯誤を重ねる。今年の春に手に入れたコクーンIIIでどう遊ぶかに思考を巡らす今日この頃。今一番欲しいギアはバックパックに詰めるようなコンパクトテーブル。

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