こころ奪われる写真ばかり!どこを切り取っても格好良いキャンプシーンをつくり出しているアナスカさん編【教えて!みんなのソトレシピ#12】

こころ奪われる写真ばかり!どこを切り取っても格好良いキャンプシーンをつくり出しているアナスカさん編【教えて!みんなのソトレシピ#12】

2021.9.16

キャンプの先輩たちにおすすめのギアやレシピを教えてもらう「教えて!みんなのソトレシピ」。第12回目は、インスタグラム上でとにかく目を引くキャンプ画像を数多く投稿しているアナスカさん (@anothersky373)です!素敵な画像とともに、テントサイトも、料理も、撮影も、どれもスグにマネしたくなるアナスカさんのキャンプの楽しみ方に迫ってみたいと思います。

今回ソトレシピを教えていただいた、アナスカさん


“キャンプは20年くらい前に始めました。何度かスタイルが変わりまして、最近はキャンプ道具少なめの身軽なキャンプをしています。例えるならアーバンスタイルでしょうか。キャンプを楽しむのは、家族4人でのファミリーキャンプが全体の3割、ほか友人とのキャンプが7割です。平均月2回ほどのペースで、1年中出かけています”とアナスカさん。厳選したアイテムだけを持っていくから、設営も簡単で、夏キャンプでは最短・到着20分で乾杯も叶うそう!
 

どの写真もまるでアウトドア雑誌から切り抜いたような1枚だけに、テントサイトはさぞこだわって作り込んでいるのかと思いきや……“好きな道具を使っているだけですので、それほどオシャレは意識していません。強いていうなら、統一感はあるほうがいいなと思っています”と意外な回答。


意識せずにこのクオリティとはさすが、としか言いようがありませんが、アナスカさんの教えてくれた「統一感」はオシャレなテントサイト作りのポイントと言えそうですね。
アナスカさん含め人気キャンパーさんたちの写真から好みのテイストをつかんだり、ベースカラーを決めてギアを揃えたりすると、全体の統一感が生まれ、よりオシャレに、そして自分にとって心地よい空間になりそうです。

一番好きなキャンプ場は?

“ふもとっぱらキャンプ場(静岡県富士宮市)です。その理由は、特大に見える富士山と開放感。天気がよくて富士山がバッチリ見えるときは、毎回わくわくしますね。“というアナスカさん。
コメント通り、「ふもとっぱらキャンプ場」の最大の魅力は、目の前に悠然と広がる富士山の絶景!周りに遮るものが一切ないため、晴れた日には麓から頂上まで富士山の全景が望めます。
 
約1500ものテントを張ることのできる、日本トップクラスの巨大キャンプ場ながら、すぐに予約が埋まってしまうのも納得です。訪れることがあれば、アナスカさんのような富士山を背景にした素敵な写真をぜひとも撮りたいものですね。


ふもとっぱらキャンプ場

こだわりのキャンプギアを教えてください!

“息を飲む閃きをモットーとするインテリアデザイナー「38explore」と 焚き火・キャンプに関するガレージブランド「asimocrafts」 のコラボ商品である多機能テーブル「A38grate」です。気に入っている点は、コンパクト収納と機能性。アタッチメント「38GT310」を連結すると更に便利になります”
 
画像の右側に映っているアタッチメント「38GT310」を取り付けることで、SOTOバーナー製ST310やアルコールストーブなどが使えるようになるそう。テーブルはフラットになり、高さもハイ&ローを選べます。多機能さゆえに、ソロキャンパーたちを魅了しているテーブルです。

おすすめソトレシピ3選!

アナスカさんと言えば、料理の画像も完璧!フォトジェニックで、おいしいといういいところ取りのキャンプ料理を教えていただきました。
 

おすすめソトレシピ① テビージョ


最初に紹介してくれたのは、エビの殻から抽出したエビオイルがベースとなっている「tebiソース(テビソース)」で作るアヒージョ!魚介なしでも濃厚な旨味を味わえるおいしさと持ち運びの手軽さで、いまキャンパーたちから注目を集めています。そんな話題の万能ソースを使った、切って入れるだけの簡単アヒージョを教えてもらいました。エビを入れなくても、しっかりとエビの味がしておいしいそうです。
 
<レシピ>
■材料
茹でホタテ
イカ
アサリ
ブロッコリー
パプリカ
ヤングコーン
マッシュルーム
オリーブオイル
にんにく
鷹の爪
Tebiソース

こしょう

■作り方
①スキレットにオリーブオイル、Tebiソース1袋、にんにく、鷹の爪を入れる。
②少し香りがついたら、アサリ、マッシュルームを投入。
③アサリが開いてきたら残りの具材を入れ、塩こしょうをする。
④少し混ぜながら全ての具材に火が通ったら、Tebiソース1袋を入れ全体に馴染むように混ぜたら完成!

おすすめソトレシピ② 豚のマスタードソース


“バターと酸味のきいたソースがやみつきになる料理です”と、オススメの理由を話してくれたアナスカさん。ソースにも盛り付けにも使われている、存在感のあるTUBU兄弟(TUBUマスタードとTUBU亜麻仁ペッパー)が、見た目の面でもいい仕事をしてくれていますね!
 
<レシピ>
■材料 
豚バラ肉(塊肉)
トマト
ベビーリーフ
しょうゆ

みりん
バター
生クリーム
TUBUマスタード
TUBU 亜麻仁ペッパー
NERI マスタード
クレイジーソルト
 
■作り方
①豚肉にクレイジーソルトをふりかけてよくなじませる。
②フライパンに油を引き、全体に火が入るまで焼く。
③ソースはしょうゆ、酒、みりん、NERI、TUBUを小さい鍋に入れアルコール飛ばして、バターを入れる。
④冷まして生クリームを入れ、なじむようによくかき混ぜる。
⑤皿にベビーリーフとトマト、一口サイズに切った豚肉を盛り付け、ソースをかける。
⑥最後にTUBU兄弟(TUBUマスタードとTUBU亜麻仁ペッパー)をのせて完成!
 

おすすめソトレシピ③ さっぱり粒々ガツゴマポン酢


 “ガツと粒マスタードと粒コショウの融合された食感がたまらなくおいしい”という料理。最後のレシピもTUBU兄弟(TUBUマスタードとTUBU亜麻仁ペッパー)が味の決め手となっているようですね!
 
アナスカさんは“TUBU亜麻仁ペッパーは、亜麻仁オイルに漬け込んだキャビアのようなこしょう 。
肉、魚、サラダ、スープ、どんな料理にも合う”とインスタグラム上でも紹介されています。味のアクセントと見た目のインパクト両方を与えてくれるTUBU兄弟。空き瓶もオシャレなので、アナスカさんは家でチョコ、ナッツ、グミ、ドライフルーツ、調味料などを入れる収納小物として使っているようですよ。
 
<レシピ>
■材料
下茹でしてあるガツ
小ねぎ
ゴマポン酢
TUBU マスタード
TUBU 亜麻仁ペッパー
 
■作り方
①ガツと細かく刻んだ小ネギをゴマポン酢で和える
②皿に盛り付けてTUBU兄弟(TUBUマスタードとTUBU亜麻仁ペッパー)をのせて完成!
 
そして最後に特別編!
長年レモンサワーを愛飲するアナスカさんは、巷では”レモンサワニスト”とも呼ばれるほど。そんなアナスカさんが作るこだわりのレモンサワーのレシピも教えてもらいました。

“僕のレモンサワーの好みは、甘くなくて、とにかくすっぱいもの。だからキャンプにはいつもレモン10個以上は持っていきます。特別なレシピではありませんが……”と教えてくれたレモンサワーのレシピは以下の通りです!
 
<レシピ>
■材料
焼酎
強炭酸
レモン半分
氷多め
 
■作り方
①レモン半分を絞り器でしっかり絞る。
②金宮焼酎か宝焼酎を強炭酸で割ったものに絞ったレモンを入れて完成!
 

お気に入りの調理ギアは何ですか?

“イワタニの「焼き上手さんα」です。焼きもの、蒸し焼き、鍋ものなど重いものを乗せられて、鉄板と直火の両方ができます。オールシーズン使えて便利です“と、通年でキャンプを楽しむ人にとって、ガス缶さえあれば簡単に使える調理ギアは、キャンプ場での頼れる味方。シンプルなデザインで主張しすぎないところもいいですね。
 
それからスクウェアタイプの広いホットプレートも特徴で、餃子なら一気に40個も焼けてしまいます。大人数での食事にも最適ですね。フタも付いているので、アナスカさんが教えてくれたように蒸し焼き料理も手軽に楽しめます。
 
アナスカさんの、見た目も味も高ポイントの料理の数々は、COOKPAD(クックパッド)や料理上手な友人、そしてありがたいことにソトレシピも参考にしてくれているそうです!
 

 ギアの積載方法で工夫していることは何ですか?

“積むものは大→中→小の順番に積んでいます。積んでいる途中にできる隙間も何か突っ込む。柔らかいものは変形できるので後半に積み込みます。ファミキャンでかさばるマットやシュラフなどは後部座席に広げて敷物にしたりもします”と、ぴたっと収まる様子はもはや芸術的!荷物が多くなりがちなファミリーキャンプで試してみたいテクニックですね。

 

ご自宅での収納で工夫していることは何ですか?

“クーラーボックスや箱ものは中に細かいものを入れて収納しています。その他、使う頻度の高いギアは普段使いで飾ってもいます”とのこと。インスタグラムでよく見かけるカーミットチェアも自宅に見事になじんでいますね。普段の生活に取り入れることで次回キャンプの準備も楽になりますし、収納問題の解決にもつながるかも。そして、お気に入りのアイテムに囲まれて暮らす生活で、心も満たされそうですね!ぜひ参考にしてみてください。

 
さて、「教えて!みんなのソトレシピ」第12回目はいかがでしたか?
 
紹介されるものは、どれもお気に入りとして保存したいフォトジェニックな写真ばかりでしたね。アナスカさんのインスタグラムでは、掲載しきれなかったテントサイトやギア、キャンプ飯などの写真がたくさんアップされています。ぜひフォローしてみてください。それでは次回の連載もお楽しみに!
 
関連リンク
アナスカさんインスタグラム

 

WRITER PROFILEライタープロフィール

ソトレシピ編集部
キャンプ料理と日々向き合いながら、レシピやお役たち情報を発信しています。ぜひ、みなさまのキャンプの参考にしてください。

関連ニュース