これまで制覇した山は80以上!山の魅力を発信するキュートなインスタグラマー・あさ野さん編【教えて!みんなのソトレシピ#10】
キャンプの先輩たちにおすすめのギアやレシピを教えてもらう「教えて!みんなのソトレシピ」。第10回目は、山をこよなく愛し、自然体な笑顔で登山の魅力を発信するインスタグラマーあさ野(@pono087)さんにお話を伺いました!
今回ソトレシピを教えていただいた、あさ野さん
“山梨県韮崎市出身で、小さい頃から家のベランダや町から見える鳳凰三山や甲斐駒ケ岳を眺めていました。小さい頃はただ「ん〜今日もきれいに山が見えるね〜」と何気なく眺めていましたが、姉と兄につられて登山を始め、山は次第に観るものから登るものに。休みの度に山へ登るようになり、今では週1ペースでそこらじゅうの山を巡っています。九州から東北まで登った山々を山用のInstagram(@pono087)で紹介しています。”
というあさ野さん。8年ほど前から登山を本格的にするようになったそうで、小柄でかわいらしい見た目ながら、これまで80以上の山を制覇してきた強者の山ガールです。“思うがままに。”をモットーに、山仲間の友人と平均週1ペースで登山をしているのだとか!キャンプやラフティングなどアウトドア全般が大好きで、最近は山ごはんにも力を入れているというあさ野さんに、登山の魅力やお気に入りの山での過ごし方、おすすめのソトレシピなどたっぷりとお話を伺っちゃいました!
一番好きな山はどこですか?
“黒部五郎岳です。北アルプスの奥地は海外にきた気分になるくらい、とにかく壮大で雄大でした。黒部五郎岳に向かう途中の黒部カールは、ゴツゴツの山に囲まれた場所を歩いていくので気持ちよすぎました。”
富山県と岐阜県にまたがる北アルプスの最奥部にそびえる黒部五郎岳は、「黒部の盟主」とも呼ばれる標高2840mの山で、日本百名山のひとつ。黒部カールと呼ばれるカール地形*が有名で、氷河に削りとられた山肌とゴロゴロとした岩が広がる壮大な景色です。山頂からは北アルプス連峰の山々を見渡すことができ、あさ野さんの写真を見ても息を飲むような眺望が本当に気持ちよさそうですね!
*カール地形:山地において山頂部に降り積もった雪が氷となり斜面を流れ落ちていく際に岩肌を削りとり、凹状のくぼ地が形成された地形。
こだわりのキャンプギアを教えてください!
“SABBATICAL(サバティカル)のテント「モーニンググローリーTC」です。インナーテントが取り外し可能なので、シチュエーションによって変えられます。大形フロントパネルなので出入りもスムーズ。見た目もお洒落で、使いやすく気に入っています。”
アウトドアギアブランド「SABBATICAL(サバティカル)」から発売されている2〜4人用テント「モーニンググローリーTC」。発売されるやいなやキャンパーの間で話題となった人気のテントです。五角形に開く大型フロントパネルが特徴的で、見晴らし抜群な上に、出入りや荷物の出し入れが楽々行えます。別売りのインナーテントを併用すると2ルームテントに早変わり!リーズナブルな価格も魅力で、本体(¥43,780)とインナーテント(¥12,980)を合わせても税込みで6万円以下なのはうれしいですよね!
SABBATICAL モーニンググローリー TC
ギアの自宅での収納のポイントを教えてください。
“トランクカーゴに「登山服」「調理道具」「テント」など分かりやすく分けて収納しています。ザックは壁にかけて飾っています。”
お部屋の一角をアウトドアアイテムの収納コーナーにすることで、素敵なインテリアにもなっているようです。山の写真も飾られていて、この一角を眺めていると次回の登山を思い浮かべてわくわくしてきそうです!
ちなみに、あさ野さんのギア選びのポイントは“見た目と使いやすさ”だそうで、よく利用するオンラインショップはSundayや山と道だそうなのでぜひ参考にしてみてくださいね。また、山梨県甲府市にあるアウトドアショップ「エルク」もお気に入りだそうなのでお近くの人はぜひ利用してみてくださいね!
Sunday
山と道
エルク
キャンプや登山のときに必ず持っていく相棒アイテムと、その理由を教えてください。
“フィルムカメラです。そこでしか見られない景色や瞬間を、大好きなフィルム写真におさめて思い出としています。”
最近ではスマホでも十分にきれいな写真を撮ることができますが、フィルムカメラを使うとデジタル写真とは一味ちがう味わいのある写真を撮ることができます。現像するまでどのような写真が撮れているかわからないため、現像するのも楽しみのひとつ!できあがった写真を見ながら思い出を振り返るのもフィルムカメラの魅力です。何枚も撮ってあとから消す、ということができないので、目の前の景色を一枚一枚大事に写真におさめるのが重要なポイントなんだとか。
あさ野さんは、フィルムカメラで撮った写真を携帯に保存して時々見返したり、インスタグラムにアップしたり、お気に入りの写真はアルバムに残したりして楽しんでいるそうです。
キャンプや登山の際のファッションやコーディネートでこだわっているポイントはなんですか?
“丸襟が好きなので丸襟のものばかり持っています。シンプルなものが好きです!あと、バンダナはワンポイントになるので好きでよくつけています。汗っかきなのでその点でも重宝しています!(笑)”
シンプルなシャツやカットソーに、カラフルなバンダナや帽子などのワンポイントアイテムを合わせるのが好きだというあさ野さん。アースカラーの中にビビットな色使いが映えておしゃれですね!動きやすく機能性もありながら自然に調和するコーディネートが素敵です。ぜひ参考にしたいですね。
あさ野さんのおすすめ調理ギア3選!
お料理も大好きというあさ野さんに、お気に入りの調理ギアを3つ教えていただきました!
① Re・moパン(ADVENTURHYTHM HUNTER: Re・mo)
“これでお肉焼くとフライパンで焼くよりもおいしく焼けます。見ためも食欲をそそります!”
インテリアやアウトドアアイテムを扱うオンラインストア「ADVENTURHYTHM HUNTER: Re・mo(アドベンチャリズムハンター:レ・モ)」にて販売されている、シングルサイズの鉄フライパン「Re・moパン」。サクッと料理をしたいときに最適なサイズ感が特徴で、シングルバーナーにもジャストフィットします。凹凸がなく平らなので持ち運びも便利。まるで絵本からとび出したかのようなシルエットが可愛らしいですね!
Re・moパン
¥2,350(税込)
② セラミック焼網 小サイズ(dinos)
“フォルムがかわいいのが気に入っているポイントです。焼き上がる瞬間を見届けたくなります!”
通販サイトの「dinos(ディノス)」から販売されている「セラミック焼網(小サイズ)」は食パン1枚を置くのにちょうどいい大きさの焼き網です。キャンプの網焼き調理は、直火に網を置くことが多くて食材が焦げてしまいがちですが、これを使えば食材を焦がすことなく手軽に網焼きをすることができます。シングルバーナーにぴったりなのもうれしいですね。セラミックの遠赤外線効果でパンはふっくら焼き上がります。お餅や野菜なども焼くことができるそうで、あさ野さんのように秋には焼き芋をするのもよさそうですね!
セラミック焼網 小サイズ
¥1,760(税込)
③ 山のうつわ(VIVAHDE)
“調理ギアではないかもしれませんが、VIVAHDE(ヴィヴァフデ)というショップから発売されている「山のうつわ」です。この器に盛ると見た目もおいしさも増す気がします。とくに白ご飯は本当においしくなります!”
器や雑貨などを取り扱う「VIVAHDE(ヴィヴァフデ)」から販売されている木製の食器「山のうつわ」。あさ野さんのインスタグラムに頻繁に登場し、愛用ぶりがうかがえます。国産の栓(セン)の木を使用し、石川県山中塗りの職人さんがひとつひとつ丁寧に作り上げているのだそう。あたたかみのある風合いとやわらかな手触りが、お料理を優しく引き立ててくれそうです。
山のうつわ(大・中・小セット)
¥11,760(税込)
※現在完売中。再販売の日時についてはVIVAHDEのインスタグラム(@vivahde_shop)にてお知らせ。
あさ野さんのおすすめソトレシピ3選!
お待たせいたしました!あさ野さんがおすすめするソトレシピを3つ教えていただきました!
おすすめソトレシピ① 羽釜ご飯
※写真は栗の炊き込みごはん
“羽釜でご飯を外で炊くとよりおいしく感じます!炊き込みご飯や具材を何か入れるときには、あらかじめ材料を切ってジップロックに入れてから持っていってます。”
こちらのかわいらしいサイズの羽釜はあさ野さんがおじいさまから譲り受けたものだそうで、1合炊きなんだそう。
■材料(1人分)
米 1合
水 200ml
■作り方
①米を洗って研ぐ。
②200mlの水を入れて30分置く。
③強火でポコポコ音がなり、水が沸き上がったらトロ火にして17〜20分程放置。
④火を止めて15分ほど蒸らして完成。
“炊き立てのご飯の上に海鮮や生卵をのっけて食べるのも最高です!”
おすすめソトレシピ② カマンベールチーズフォンデュ
“チーズ好きにはもってこいのメニューです。お酒にも合うからついたくさん食べてしまいます。”
■材料(2人分)
カマンベールチーズ 1個
お好みの具材(ミニトマト、きのこ、パンなど) 適量
■作り方
①スキレット(もしくはフライパンやメスティン)にカマンベールチーズを乗せて、一緒にミニトマトやきのこなども並べて火にかける。
②チーズが溶けてきたらお好みの具材をディップして完成。
おすすめソトレシピ③ 焼くだけ!おつまみちくわ
“スーパーやコンビニで買ってきたちくわ(もしくはさつま揚げなど)を、バーナーで直接炙るかフライパンなどで焼くだけの究極にシンプルなヤマメシです。簡単かつおいしくおつまみに最適!”
■材料
ちくわやさつま揚げ お好みの量
■作り方
①お好みのちくわやさつま揚げをバーナーで直接炙るかフライパンなどで焼いたら完成。
さて、「教えて!みんなのソトレシピ」第10回目はいかがだったでしょうか?
あさ野さんのインスタグラムでは登山やアウトドアの様子の写真や、おいしそうな山ごはんの写真もたくさん上げられています。ぜひフォローしてみてくださいね。次回の連載もお楽しみに!
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