焚き火台おすすめ35選ソロからファミリーまで網羅!選び方も解説
キャンプで使う焚き火台を購入しようとすると、メーカーや商品の多く、どれを購入したらいいのか迷いますよね。
焚き火台は火を扱うことや雰囲気を楽しむだけでなく、暖をとったり調理もできる実用的なアイテム。
焚き火台を購入する際は、まずはどのようなシーンでどんな使い方をするのかを整理することが重要です。
そこで今回は焚き火台の選び方やおすすめモデルをご紹介します!
この記事では
- 焚き火台が必要な3つの理由
- 焚き火台の選び方6つのポイント
- サイズ別おすすめ焚火台35選
を紹介しています。
読み終えていただければ、焚き火台の選び方がわかり、ご自身のキャンプスタイルにあった焚き火台が見つかりますよ。ぜひ参考にしてください。
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CONTENTS目次
1.焚き火をするなら焚き火台を用意したい3つの理由
出典:Tokyo Camp
昨今のキャンプでは、キャンパーにとって必須アイテムと言ってもいいくらい多くの方が焚火台を使って焚き火をしています。ここではなぜ焚き火台が必要なのか3つの理由を紹介します。
直火NGのキャンプ場が多い
出典:Tokyo Camp
最近では、焚き火をする場合は焚き火台を使用しなければならないキャンプ場が一般的となりました。理由としては次のふたつと言われています。
・芝が焼けてしまうから
直火だと芝が焼け周辺は真っ黒になり、キャンプ場の景観を損なってしまいます。
・地中の微生物が死滅してしまうから
直火だと自然の回復を補ってくれる微生物が死滅してしまうと言われています。
自然の中で遊ぶキャンパーが、自然を破壊するのは本末転倒。だからこそ焚き火台が必要であり、今やキャンプマナーのひとつになっています。
火を付けやすく手軽に焚き火を楽しめる
撮影:筆者
焚き火は空気の通り道を確保したり、蓄熱性を上げるためにかまどを組む必要があるなど、初心者には少し高いハードルがあります。
その反面、焚き火台は空気が通りやすい構造で設計されており、簡単に着火できます。一度火がつけば薪を少しずつ投入していくだけですが、難しいのは最初の着火。それを誰でも簡単にできるのが、焚き火台の大きな魅力です。
バーベキューコンロだと高さがある
出典:スノーピーク
「焚き火をしてみたいけれど、バーベキューコンロじゃダメなの?」と言う意見は多くありますが、バーベキューコンロでも焚き火は可能です。しかし、バーベキューコンロには高さがあります。
高さのあるバーベキューコンロは、
・重い薪を投入したり、組み直すために腕を上げる必要があるので疲れやすい
・ハイスタイルのチェアに座っても、燃えた薪が目の前にあるので、爆ぜたときに危険
・足元が暖をとりにくく、寒い夜に冷えやすい
という傾向があります。「安全かつ便利に焚き火がしたい」と言う方は、焚き火台がおすすめです。
2.焚き火台を選ぶ6つのポイント
出典:belmont
大手ブランドからガレージブランドまで数多くの焚き火台が販売されており、「どれを選ぶか迷ってしまう」という方も少なくありません。そこで、焚き火台を選ぶ6つのポイントをまとめたので、ぜひ焚き火台選びの参考にしてください。
使用人数で選ぶ
出典:SOLO STOVE
何人くらいでキャンプをするかを想定して、自身のスタイルに合ったサイズを選びましょう。
ソロキャンプであれば小さな焚き火台でも十分焚き火を楽しめますが、ファミリーやグループキャンプだと全員で焚き火を囲むためにも、比較的大きめなサイズが必要です。
焚き火台の中には、公式HPに推奨する使用人数が記載されている場合もあるので、チェックしましょう。
機能性や付属品で選ぶ
出典:belmont
焚き火台は機能や付属品もさまざま。必要なものを吟味しましょう。「焚き火で料理をしたい」という方は、調理に適した機能性や付属品(網やゴトクなど)があるかどうかをチェック。
ご自身が普段使用する調理器具や、使用人数に合わせた調理器具のサイズで考えるのも、焚き火台選びのひとつのポイントです。円形、四角、長方形型など、形状もさまざまで、機能も違います。形状の違いもチェックしましょう。
組み立てやすさで選ぶ
出典:ASOBU
焚き火台は主に、折りたたみ式と組み立て式の2種類に分けられます。
・折り畳み式
折り畳んで収納するタイプ。構造がシンプルで、展開が非常に簡単。すぐに焚き火を始められる。メンテナンスの時、多少細部の洗いにくさがあります。
・組み立て式
分解して収納するタイプ。メンテナンスがしやすく、コンパクトになるモデルが多いです。構造が複雑だと使用頻度に応じて歪みが生じ、組み立てにくくなる場合があります。
このように、どちらのタイプにも魅力的なポイントがあるので、どこを重視したいかを考えていくと、かなり焚き火台を絞ることができますよ。
収納性や持ち運びやすさで選ぶ
出典:DOD
バックパックやツーリングでのソロキャンプはもちろんですが、ファミリーキャンプでも人数に応じて荷物が増えるため、収納性や持ち運びやすさは重要なポイントです。
特に公共交通機関を使用する場合は、よりコンパクトなものが求められます。どのような移動手段を用いるのか、または車の大きさと他に収納するアイテムの数やサイズをイメージすることが大切です。
デザインで選ぶ
出典:Mt.SUMI
「焚き火をするために買う」というシンプルな理由でも、キャンプらしい景観を保つためにもデザイン性は大事ですよね。どんなサイトにもマッチしやすいシンプルなデザインも魅力的。
最近ではおしゃれなデザインをしたモデルや、個性ある形状をした焚き火台がガレージブランドを中心に多く展開されています。「自身のサイトに個性を出したい!」という方は、ぜひデザインにこだわって選んでみましょう。
薪を置きやすいサイズがおすすめ
撮影:筆者
ホームセンターなどで販売されている薪のサイズは、一般的に30〜40cmにそろええられています。そのため、それよりも少し大きい45cmほどの焚き火台を選ぶと、薪割りをせずともガンガン薪を入れられるのでおすすめです。
小さい焚き火台は、持ち運びがしやすく、キャンプ場内で拾える枝などを薪がわりに出来る反面、市販の薪を使用する時には薪割りが必要になります。豪快に焚き火をしたい方は、サイズ感も意識しましょう。
ピコグリル ピコグリル398
出典:Amazon
コンパクト焚き火台の火付け役とも言われる人気の焚き火台。A4サイズに折り畳むことができ、収納時の薄さはわずか1cm。U字型に湾曲を描く火床は強度を上げるのと同時に、薪の下に空間を生んで空気を取り込みやすさを向上させ、初心者でも簡単に焚き火を楽しむことができるおすすめモデルです。
笑's B-6君
出典:Amazon
人気アニメ『ゆるキャン△』でも登場した話題の焚き火台。その名の通り、B6サイズに収納することができる優れたコンパクト性と、側面に小窓を設けて、料理中でも薪を調整できるよう工夫された利便性を持ち合わせています。グリルプレートやメッシュ燗など、豊富なオプションも魅力的。
Belmont TOKOBI
出典:Amazon
40cmの薪がピッタリと入るサイズ感がポイントで、火床は高さ調整が可能。メッシュ素材を取り入れているため、灰も捨てやすくなっています。豊富なオプションを使用すれば、ビザを焼くことや、ダッチオーブンでの調理も可能で、多用途に使うことができる逸品です。
DOD ぺらもえファイアー
出典:Amazon
ユーモアのあるアイテム名と優れた機能性、手に取りやすい価格帯で人気を博す、DODの新商品、ぺらもえファイアー。薄く折りたたむことができるだけでなく、煙の発生を抑える、薪の燃え残りを少なくさせる二次燃焼を取り入れることで、二次燃焼特有の綺麗な炎が楽しめます。地面との距離は短めながらも、輻射熱を抑える専用テーブルや、安定感のある五徳が付属する点も嬉しいポイントです。
UNIFLAME 薪グリル SOLO
出典:Amazon
調理器具や焚き火関連など、火を扱うアイテムが豊富な、UNIFLAMEの薪グリル SOLO。風防・火床・五徳とシンプルな構造なかまど型の焚き火台で、風防があることで風の影響を受けにくいうえ、熱が反射して小さいながらもかなり暖かいという魅力があります。
風防の両側面に搭載された取手が秀逸で、灰を捨てたい時や置き場所を変えたい時などでも、移動させやすい設定なっている、ユーザーの痒いところに手が届く焚き火台です。
BUNDOK 焚き火台 Lotus
出典:Amazon
機能性のあるアイテムをリーズナブルな価格で提供するアウトドアブランド、BUNDOKの焚き火台 Lotus。部品を細かく分解することが出来るため、メンテナンスが容易でありながらも、組み立てやすく持ち運びやすいという使い勝手の良さが魅力的。
火床の半分を覆うように取り付けられる焼き網が、鉄板やケトル、ダッチオーブンなども置けるため料理にも適しており、8000円未満で手に入る価格設定も嬉しいですね。
MONORAL WireFlame LITE
出典:Amazon
火床の淵部を固定して安定感を高める独自構造であるワイヤインフレームを採用することにより、布製の火床の気になる点としても挙げられる弛みやすさを改善。クッカーを置いても沈みにくく、安定して調理ができます。
収納時はペットボトルほどのサイズ感になるうえ、わずか650gほどの軽量性を持ち合わせ、ツーリングやバックパックでのキャンプでも持ち運びがしやすいのも特徴です。
Solo Stove Solo Stove Lite
出典:Amazon
キャンパーから登山家まで幅広い人気を得ている、Solo StoveのSolo Stove Lite。特許取得の独自技術により、極めて高い燃焼効率を可能にした焚き火台で、小枝や松ぼっくり、割り箸などでも綺麗な炎を上げ、手軽に焚き火を楽しむことができます。
煙が少なく、燃え残しの少ない2次燃焼構造が高火力を生み出し、1Lの水を8〜10分ほどで沸かすことができるため、様々なアウトドアシーンで活躍するストーブ型焚き火台です。
サンゾー工務店 Rodan スタンダード
出典:サンゾー工務店
1種類の焚き火台にパーツをプラスしていくことで多様な使い方を可能にした、サンゾー工務店のRodan スタンダード。5枚の鉄板と火床のみを使ったシンプルな構造でありながら、レンガをモチーフにしたブリック柄が炎の灯りに照らされることで独創的な雰囲気を演出してくれます。
S'more 四面焚き火台
出典:Amazon
ファッショナブルかつ手軽にキャンプを楽しめるようにナチュラルテイストなアイテムを販売するブランド、S'moreの四面焚き火台。デザインに特化した四角形の焚き火台で、花火・四葉や桜・七宝柄など全10種の模様を展開。焚き火だけでなく、ろうそくの微かな明かりや、コンパクトLEDランタンを置いても楽しめます。
DUCKNOT 焚き火台 B.S.T
出典:Amazon
「ナチュラム」と「ランケット」が共同開発したブランドDUCKNOTの焚き火台 B.S.T。地面に置くだけで焚き火が開始できる、手軽なワンタッチ構造を取り入れつつ、火床がアーチ形状にすることで空気の通り道を作るよう設計された溢れる機能性が特徴。
NATURE TONES TOWER OF BONFIRE MINI
出典:Amazon
金属製のアイテムを特殊素材でコーティングすることによって生まれる、おしゃれかつ柔らかなテイストが人気のブランド、NATURE TONESのTOWER OF BONFIRE MINI。高さのある三段構造により、小さめながらも縦に薪を入れて楽しむことが可能。火口部を1/3ほど覆うように取り付けられる専用のロストルは、火加減の調整をしながら調整もしやすい仕様になっています。
TOKYO CAMP 焚き火台
出典:Amazon
Amazonで爆発的な売り上げを叩き出し、ベストバイ賞まで受賞した今注目の焚き火アイテムブランド、TOKYO CAMPの焚き火台。厚さ3cmと非常に薄く、コンパクトな収納ができるのはもちろん、この形状の焚き火台によくある本体の横揺れを、八の字型フレームを用いることで解消。この形状により薄型焚き火台の使用感をぐんっと高めています。
1/f SPACE KAGARI
出典:1/f SPACE
人に心地よさを与える不規則なゆらぎ『1/f』と、その空間や余暇の意味を込めた『SPACE』から生まれた北海道発のブランド、1/f SPACEのKAGARI。高さのある脚部と個性溢れるグリル部板が篝火を連想させ、美しい炎を演出。視覚的なインパクトとおしゃれなデザインから、純粋に焚き火を楽しむことに優れています。
ASOBU IRORI 101
出典:楽天
スタイリッシュで機能的な焚き火台を販売するアウトドアブランド、ASOBUのIRORI 101。非常に小さいため大きな薪は燃やせない反面、わずか10mmという驚きの薄さと、A5サイズの収納力を兼ね備えた超コンパクトモデル。小さくとも、専用の五徳でお湯を沸かしたり、簡単な調理もできます。
4.2〜3人用におすすめな焚火台15選
撮影:筆者
続いて2〜3人で使用するのにちょうど良いサイズの焚火台15選です。小さすぎず、大きすぎず一つ持っていると便利ですよ!
snowpeak 焚き火台L
出典:Amazon
焚き火台を世に排出したとされる、日本の大手アウトドアブランド、snowpeakの焚き火台L。ワンタッチで開閉可能なシンプルな構造、一生物と言われるほど頑丈な作り、バーベキューができるオプションなど、2〜3人のキャンプからファミリーキャンプまで、十分すぎる機能を搭載したシンプルイズベストなモデル。
Coleman ファイアーディスク
出典:Amazon
手に取りやすい価格帯のモデルから、上級者に向けて作られたモデルまで幅広いラインナップを展開する有名ブランド、Colemanのファイアーディスク。初めて焚き火をする人でも薪を組みやすいディスク形状を採用するとともに、脚部を展開するだけの簡単設計が特徴。風貌となる部分はないものの、真横から炎を眺められるフォルムと薪の組みやすさが両立されています。
Coleman ステンレスファイヤープレイスⅢ
出典:Amazon
側面をメッシュ状にすることにより、焚き火を視覚的に楽しむことができるような工夫が施されており、四角形型でありながら薪の残り具合も一目瞭然。薪も組みやすいフォルムになっています。両サイドには取手が搭載されているため、急な悪天候などで配置を変えたい時にも持ち運びやすく、細かな部分の使い勝手にも優れているのが魅力です。
UNIFLAME ファイアグリル
出典:Amazon
定番焚き火台のひとつと数えられる、機能性に優れた焚き火台、UNIFLAMEのファイアグリル。付属のロストルにより燃焼効率を向上させるだけでなく、高さのあるスタンドをアシストするように、地面へのダメージをより軽減。灰もロストルの下に溜まるため、火吹き棒で風を送っても巻き上がりにくいという特徴があります。
LOGOS LOGOS the ピラミッドTAKIBI
出典:Amazon
美味しく安全に調理・たき火を楽しむ『エコロゴセーブ』を採用した台形型のフォルムは、輻射熱を火床壁面から焼き網の方へと反射させ、より少ない薪や炭で調理が可能になっています。様々な調理スタイルを可能にするオプションも充実している点も魅力的でありながら、付属の五徳も安定性が高く、串焼きが出来る箇所も設けられているなど細かな工夫も嬉しいですね。
ペトロマックス ファイヤーボウル fs48
出典:スター商事
焚火台と鉄板として、1台で2種類の使い方ができる商品。サイズ違いで展開しているので、大きいサイズの上に小さいサイズのファイヤーボウルを設置し、下で焚き火上で調理という使い方ができます。3本の脚は取り外し可能で、薄くコンパクトに収納できるのもポイント。無骨なデザインが人気の焚火台です。
DOD ビートルくん
出典:Amazon
直径50cmのディスク型の焚火台。調理器具を引っ掛けて使えるハンバーやチェーンが付いているので、焚き火を活かした調理をこれひとつで実現できます。厚さ2mmの大判アイアンなので、ガシガシと使えてタフな設計。組み立てはディスクの穴に脚とハンガーを差し込むだけで簡単に設営できるので、初心者にもおすすめなアイテムです。
キャプテンスタッグ CSブラックラベル V型ファイアグリル <ワイド>
出典:Amazon
アタッシュケースを開くようにして広げる変わった形の焚火台。専用の網やゴトク付きで、さまざまな調理に使えます。網とゴトクを半分ずつセットすれば、バーベキューと煮炊きを同時に行えるのも嬉しいポイント。熱に強いテーブルの上での利用も可能。ひとつ持っていれば、ソロから少人数でのキャンプで、大活躍してくれる優れものです。
TOKYO CRAFTS 焚き火台マクライト
出典:Amazon
キャンプ系人気YouTuber『タナちゃんねる』が立ち上げ、一躍話題となったブランド、TOKYO CRAFTSの焚き火台マクライト。794gという軽量性とバックパックに収納できるほどの薄さでソロ用かと思われるスペックとは裏腹に、市販の薪が余裕で置けるサイズ感と安定感を実現。ゴトクの位置も2通りの使用方法で調理の幅も広く、真横から炎を眺めやすい設計にも配慮され、ソロからファミリー、グループキャンプなど幅広いユーザーにおすすめです。
TRIPATH PRODUCTS GURU GURU FIRE M
出典:TRIPATH PRODUCTS
1枚の鉄板から全ての部品を切り出されており、灰受け皿としても使えるボックスにコンパクトに収納が可能。収納時に上蓋となる部分が、展開時には薪置き台にもなる使い勝手の良さが魅力的。鹿の角をモチーフにしたハンガー部分には調理器具を吊るすこともできるなど、機能性に優れながらも独創的なデザインで多くのキャンパーを魅了する焚き火台です。
DCM ヘキサファイアピット
出典:Amazon
全国にホームセンターを構え、最近ではアウトドア用品も手掛けている、DCMのヘキサファイアピット。溢れる重厚感と相反する比較的小さめなフォルムの六角形型焚き火台で、7000円以下という破格の値段であるにも関わらず2次燃焼構造を取り入れています。側面全てを分解してコンパクトにできるので、荷物の多いキャンパーにもおすすめ。火がつきやすいため、子どもと着火から焚き火を楽しみたいという方にはピッタリです。
sanzoku mountain mouncol
出典:sanzoku mountain
黒皮鉄を素材に用いたシンプルながらも、無骨で存在感のある佇まいでサイトを引き締めます。側面の柄はいくつかラインナップが展開されており、「人と被りたくない」という方には特におすすめ。脚部は100mmと170mmの2種類付属されており、その日のシチュエーションや気分、スタイルによって高さを変えて楽しむことができるのも個性が出しやすいポイントです。
サンゾー工務店 RODAN HANGETSU
出典:サンゾー工務店
ソロにおすすめの焚き火台でも紹介したRODAN スタンダードと組み合わせて使用する、サンゾー工務店 RODAN HANGETSU。本体奥側は少し高さをつけて風貌の役割を果たし、手前側を低くすることにより火加減を調節しやすくなっている、暖炉をモチーフにした形状の折りたたみ式焚き火台。表面に窒素加工を施して、薄くとも優れた強度性を実現。火床下に空間を作ることでアイアンテーブル上に置いて焚き火をすると、焚き火とテーブルの隙間をピザ窯のように使うこともできます。
/moose/room works 灯籠 Large
出典:Amazon
五角形のフォルムと側面に切り抜かれた模様は五綾星を模したデザインとなっており、市販の薪をそのまま入れられるサイズ感、炎の揺らぎ模様の隙間から見えるなどデザインと使い心地を見事に両立。側面に取り付けられ、上部に伸びる五徳には調理器具を乗せられるだけでなく、ワンサイズ下の同モデルを組み合わせることで2段焚き火台使用という、斬新な焚き火スタイルを楽しむことができる新進気鋭な焚き火台です。
ANCAM FIRE WHIRL M
出典:ANCAM
湾曲した5枚のプレートを組み合わせた円形焚き火台で、別売りのプレートを追加することでさらに大人数での焚き火も可能。随所に設けられた空気取込口から入る空気によって、火柱のような炎を生み出します。縦長のフォルムにより薪は縦に入れやすく、豪快な炎を演出。「純粋に焚き火を眺めて楽しみたい」というタキビストには是非ともおすすめな逸品です。
5.ファミリーやグループにおすすめな焚き火台5選
出典:Amazon
家族やグループでキャンプをする際は、大きな焚き火台で豪快に楽しむのも醍醐味のひとつ。ここでは大きめサイズのおすすめ焚火台を5つ紹介します。
snowpeak 焚き火台LL
出典:Amazon
snowpeakのフラッグシップモデル、焚き火台Lをさらに3回りほど大きくした、焚き火台LL。その圧倒的なサイズ感は5〜6人ほどで囲んでも十分焚き火を楽しむことができ、どんな重く、大きい薪でも気にすることなく投入することができるほどの頑丈性は健在。構造も従来のサイズと変わらず、ワンタッチで開く手軽さが特徴で、友人同士でキャンプを始めたいという方も手の取りやすいおすすめモデルです。
Solo Stove SOLO STOVE RANGER KIT
出典:Amazon
底部の通気口から取り込まれた空気が薪を1次燃焼し、上部の通気口から出る空気によって2次燃焼する構造。特許を取得した構造を導入し、大きな炎を上げる豪快さと優れた燃焼効率を両立しています。シンプルでスタイリッシュなデザインが魅力的。専用の収納袋が付いているので、収納や持ち運びしやすくなっています。
NATURE TONES TOWER OF BONFIRE
出典:Amazon
ひとつだと2〜3人ほどで使用するのに丁度いいサイズですが、この焚き火台の魅力はなんと言っても『連結ができる』という点。オプションのタワーブリッジを使用することでいくつでも連結することができます。タワーブリッジはテーブルとしても使用することができ、複数人で持ち寄って焚き火を囲むグループキャンプにもってこいのモデルです。
ASOBU IRORI 301
出典:ASOBU
ソロにおすすめの焚き火台でも紹介した、IRORI 101の大型モデル、ASOBUのIRORI 301。グループキャンプ用に開発された焚き火台で、長さが60cmと大型であるにもかかわらず、厚さ15mmのA3サイズに収納できるコンパクト性が魅力。最大の特徴と言えるのはアレンジ幅の広さで、五徳になる火箸は段階調節が可能、サイドの天板は風貌に変形可能と使用者によって多用途な使い方ができるハイブリッド焚き火台です。
Mt.SUMI Bud Bonfire
出典:Amazon
つぼみをイメージした八角形の組み立て式焚き火台で、グループキャンプでも使いやすい横幅の長幅の広さと縦の深さがあるフォルムを採用しているため、向きや長さを気にせず薪をどんどん投入することができます。さらに2次燃焼構造を取り入れることで煙をかなり削減させているうえ、薪を縦に入れられるフォルムは真上に炎が上がりやすく、豪快に燃え上がる炎で純粋に焚き火を楽しめる焚き火台です。
6.焚き火台と一緒にそろえておきたい!4つのオプションアイテム
出典:1/f SPACE
焚き火ブームを巻き起こす昨今では、より快適に焚き火ができるような、オプションアイテムが多数販売されています。焚き火をより楽しめるアイテムを4つ紹介します。
焚き火シート
出典:楽天
焚き火シートは焚き火台と地面の間に敷く、耐火シートのことです。ガラス繊維・シリカ繊維など、耐熱性や断熱性に優れた素材で作られており、焚き火の輻射熱による地面へのダメージを軽減させる役割を担います。
折りたたんで収納することができるため、持ち運びもしやすいのが特徴で、焚き火シートの使用を義務付けている場合もあるので、ひとつ持っておくのがおすすめです。
焚き火用火バサミ
撮影:筆者
火バサミはバーベキューで使用するトングでも代用は可能ですが、重たい薪を焚べるときにトングが交差してしまい、扱いにくい場合があります。焚き火専用の火バサミにもいくつか形状に種類がありますが、持ちやすいグリップや小さい薪も扱える繊細さなど、モデルによって魅力が異なるうえ、デザインも様々です。焚き火台のデザイン、もしくは欲しい機能性など、自分の求める部分を見つけて選びましょう。
ゴトク
出典:ZULU GEAR
焚き火で料理をする時に便利なのが、ゴトクです。付属している場合や、専用オプションとして販売されている場合もありますが、他ブランドの外付けゴトクを使用することで、より調理をしやすくしている方も多くいます。別ブランドのゴトクは、使用している焚き火台の種類によって使用可能かどうかが変わるため、公式HPの対応モデルなどを参考にしてみるのがおすすめです。
焚き火スタンド
出典:ENRICH IRON WORKS
焚き火スタンドは、焚き火台の横に配置する棒状のアイテムで、火バサミやランタンなどを手の届くところに吊るすことができる便利なアイテムです。モデルによってはテーブルを装着することができ、簡易的な焚き火テーブルとしても使えるので、焚き火で料理をする際にも活躍します。焚き火周りでも大きく、存在感があるため、サイトの雰囲気をカッコよく締めるにはぴったりな焚き火アイテムです。
7.焚き火台で安全に焚き火を楽しもう!
出典:NATURE TONES
最後にこの記事のポイントをまとめます。
■焚き火台を選ぶ6つポイント
・使用人数で選ぶ
・機能性や付属品で選ぶ
・組み立てやすさで選ぶ
・持ち運びやすさで選ぶ
・デザインで選ぶ
・薪を置きやすいサイズがおすすめ
上記のポイントを参考にサイズ別のおすすめの焚き火台から、ご自身のキャンプに合う焚き火台を探してみてくださいね。キャンプの醍醐味である焚き火だからこそ、焚き火台選びは慎重になるものです。じっくり吟味して選んだ焚き火台でする焚き火は、まさに格別ですよ。