誰でもできる!メスティンのバリ取りを4ステップで解説!

2021.11.13

2.簡単!メスティンのバリ取り4ステップ

【必要な道具】ヤスリは#400と#1000がおすすめ

・メスティン
・目が粗い耐水ペーパー#400
・目が細かい耐水ペーパー#1000
・軍手やグローブ
・新聞紙
 
バリ取りに必要な道具はたったコレだけです。耐水ペーパーは紙ヤスリでもOK。また、#1000だけでもバリ取りできます。

1.本体とフタのふちを#400のヤスリで削る 


フチだけにヤスリが当たるように削りましょう。ふちをヤスリで包み込むように削ると内側と外側にキズをつけてしまうので注意。 ケガしないように軍手やグローブをつけて作業しましょう。

2.本体とフタのふちを#1000のヤスリで削る


①と同じくふちだけにヤスリが当たるように削りましょう。最初から#1000で削ることも可能ですが、#400から始めたほうが削りやすいです。

3.削りカスを洗い流す


ナイロン製などキズがつかないスポンジで洗い、水で流します。金属製のたわしや研磨材入りのスポンジで洗うとメスティンをキズつけるので注意。 

4.指で触って滑らかになっていたら完成


ふちを指で触ってみて滑らかになっていたら完成です。 

3.注意したい3つのポイント

メスティンのバリ取りを行う際は以下の3つのポイントに注意しましょう! 

変形させないように

アルミ製のメスティンは柔らかいので削るときに力を入れすぎないようにして、変形しないようにしましょう。力は入れずにヤスリで表面を削るイメージです。

ふち以外にキズをつけないように

ふち以外の内側や外側にヤスリがあたってキズがつかないように注意してください。細かいキズは焦げや汚れが付きやすくなる原因になります。

削りかすを吸い込まないように

ヤスリでアルミを削ると細かい粉状になります。風などで飛び散ったときに吸い込まないようにマスクをつけて作業しましょう。掃除の際も息や風で飛ばないように捨てましょう。 
 

4.バリ取りの他にやっておきたいシーズニング


メスティンを使う前の準備でバリ取りの他にやっておきたいこととして“シーズニング”があります。酸化皮膜という膜をメスティンに纏わせることで、焦げやアルミ臭、酸化による黒ずみを緩和させる効果があると言われている工程です。
 
鋳鉄製のスキレットなどの油で行うシーズニングは有名ですが、アルミ製のメスティンもシーズニングをする方がいます。メスティンのシーズニングについて詳しく知りたい方は「メスティンのシーズニング方法や理由を効果検証付きで解説」をご覧ください。

5.安全なメスティンで美味しいキャンプ飯を 


最後にこの記事のポイントをまとめます
 
・バリ取りとはフチのザラザラや突起を滑らかにすること
・バリ取り済みとされていないメスティンがある
・やり方は簡単4ステップ
・3つのポイントに注意
 
メスティンのバリ取りは一度やってしまえば繰り返す必要はありません。10分もあれば簡単にできてしまいます。みなさんもこの記事を参考にメスティンのバリ取りを行い、安全に美味しいキャンプ飯を楽しんでくださいね!
 
メスティンに関してもっと詳しく知りたい方は「【メスティンとは】下準備、使い方、裏技、お手入れまで完全ガイド」もご覧ください。

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ソトレシピ編集部
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