雨キャンプを楽しむ5つの対策とおすすめアイテム8選!魅力も紹介

雨キャンプを楽しむ5つの対策とおすすめアイテム8選!魅力も紹介

2024.6.7

予定しているキャンプの日程が雨予報になると、雨のキャンプってどうやって過ごせばいいのか、何か対策をしておいた方がよいのか気になりますよね。

雨の中でのキャンプは、テントやタープの下で過ごすことが増えなど、晴れのときとは過ごし方が変わってきます。雨の浸水を防ぐなどの対策も必要になってきます。

この記事では、
雨キャンプ5つの対策
雨キャンプのおすすめアイテム8選
雨キャンプの4つの魅力
を紹介します。

読み終えていただければ、雨キャンプの準備ができるようになり、キャンプ当日も楽しく過ごせるようになりますよ。ぜひ参考にしてくださいね。

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アイキャッチ出典:snowpeak


1.雨キャンプを楽しむための5つの対策


出典:Jackery
雨キャンプは準備しておかないと、大惨事を生んでしまうこともあるので、対策をしておくに越したことはありません。まずは、雨キャンプを楽しむために覚えておきたい5つ対策を紹介します。

①低地や水辺を避ける


出典:snowpeak
雨が降っている場合や雨予報の場合は、低地・水辺にテントを設営しないよう気をつけるのがポイント。設営時は良くとも、キャンプをしている間に川などが増水してしまい、浸水する可能性があるので十分注意が必要です。

ギアが水で汚れるだけならまだ良いですが、最悪の場合は命の危険性に関わるので天候に合わせた設営場所を選びましょう。

②タープから設営する


出典:DOD
キャンプ場に着いたらテントの設営をする前に、まずはタープから設営するのがおすすめです。先にタープを設営することでリビングスペース兼荷物の置き場スペースとして使えるので、設営がはかどります。

また、レイアウトは最低限のアイテムを配置してサイト全体をコンパクトに使うと、設営・撤収がスムーズになるのでぜひ覚えておきましょう。

③水が溜まりにくいテントを使用する


出典:Coleman
雨水がテント上部に溜まると水の重みで倒壊する恐れがあるので、水が溜まりにくいテントを使用するのも重要なポイントです。中でもワンポールテントやドームテントは、上部が傾斜になっていて雨水が溜まりにくく、何度も雨水を落とす手間が省けるのでおすすめ。

形状を気にせず好きなテントを使いたい場合は、テントの上にタープを張って雨除けをしておくと安全性が高まりますよ。

④防寒対策をする


出典:Aladdin
雨天時は気温が下がりやすかったり、雨で体が濡れると体温が下がってしまうのでアウターを1枚用意しておくのがおすすめ。夜も高所などでは特に冷え込みやすいため、夏でも3シーズン用の寝袋を使用するなど暖かめの装備で行くと安心です。シーンに合わせて簡易ヒーターなど、暖を取れるアイテムも持っておくといざというときに便利ですよ。

⑤ビニール袋やドライバッグに濡れたテントやタープを収納する


出典:VASTLAND
雨キャンプでは服だけでなく、テントやタープも濡れた状態で持ち帰らなければなりません。そんな時は水が染み込みにくいドライバッグなどに入れて持ち帰ると、車や周囲のギアが濡れずに済むのでおすすめ。

服用・テント用など複数用意しておくと便利ですが、製品によっては高価なものも。そんな時は大きめなビニール袋でも代用できるので、念の為多めに用意しておくと良いでしょう。


2.雨キャンプのおすすめアイテム8選


出典:snowpeak
雨キャンプに持って行くと快適に過ごしやすいアイテムを紹介!それぞれのアイテムのどんな製品が雨キャンプに適しているかも解説して行くので、ぜひ参考にしてみてください。

①雨が溜まりずらい形状の「テント」


出典:Coleman
雨の日でも晴れの日でも、キャンプに欠かせないマストアイテムがテントです。雨の中でのキャンプでは先述した通り、雨水が溜まりにくい形状の製品を選ぶのがポイント。

生地がどれくらいの水を染み込ませずに耐えられるかを表した数値「耐水圧」は、1500~2000mmほどあると大雨にも対応できるので合わせてチェックしてみましょう。

コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX


出典:Amazon
広々としたリビングスペースと就寝スペースが魅力の大型ツールームテント、タフスクリーン2ルームハウス/MDX。

クロスフレーム構造やアシストクリップを採用しており、初心者でも簡単に設営が可能。フルクローズ・フルオープン・フルメッシュ・跳ね上げで切り替えができるので、シーンに合わせた使い方ができる良コスパテントです。

スノーピーク アメニティドーム


出典:Amazon
1〜2人での使用に向いている、コンパクトなフォルムながらも広々とした寝室で快適性に優れたアメニティドーム。

雨水が溜まりにくく、風も受け流しやすい流線型のデザインを採用。ポールとスリーブに同じ配色がなされており、どこにどのポールを入れるかが一目でわかる仕様が◎。初心者も手に取りやすく、設営しやすい人気モデルです。

②雨よけになる「タープ」


出典:QUICKCAMP
テントと合わせて用意しておきたいのが、リビングスペースを広げてくれるタープです。タープもテントと同様に雨水が溜まりにくい形状で、1500~2000mm程度の耐水圧を備えた製品を選ぶのがおすすめ。

雨キャンプでは幕内で過ごすのがメインとなるので、生地面積の広いタープを使用するとより快適に過ごせますよ。

コールマン タフスクリーン400


出典:Amazon
強風でも倒壊しにくい強靭なアルミ合金をメインポールに採用した大型ドームタープ、タフスクリーン400。

全側面にスカートを配し、冷気や雨・虫の侵入を妨げ幕内の快適さがピカイチ。2箇所設けられたベンチレーションに加え、フルオープン・フルメッシュができる抜群の換気性能でBBQも煙を気にせず楽しめる万能タープです。

DOD いつかのタープ


出典:Amazon
大型ながらもコンパクトに収納でき、持ち運びのしやすさに長けたヘキサタープ、いつかのタープ。

ファミリーキャンプに最適な3〜4人で使用できるサイズ感で、別売りとなっていることも多いタープポールが付属しているのがポイント。セットとなっている延長ベルトはハンギングチェーンとしても使えるなど、付属品が充実しているお得なモデルです。

③浸水や汚れを緩和する「グランドシート」


出典:Amazon
雨の日にテントを設営すると気になるのが、テントと地面が接触する底面。そんな時に役立つのが、グランドシートです。浸水を緩和したり、テントに泥がつくのを少なくしたり、便利です。設営・撤収時には荷物置きスペースとしても活躍します。

テントの下に使用するので、比較的大型でテントの底面をしっかりとカバーしてくれる製品を選ぶようにしましょう。

ユタカメイク ODグリーンシート 2.7mx3.6m


出典:Amazon
オールグリーンで統一され、アウトドアシーンだけでなく建設現場や緑地地帯工事でも使用されることの多い、ODグリーンシート。厚みのある生地感で、耐水圧は3000mmを実現。地面が水で濡れていても染み込みづらく、テントの底面を汚しにくいです。四隅にはハトメがあるので、ペグで固定して使用できるのもポイント。

HIMIMII テントシート 210×210cm


出典:Amazon
耐水圧2000mmに加え、優れた強度性を両立させたグランドシート、HIMIMIIのテントシート 210×210cm。生地に高撥水加工を施した210Dオックスフォードを採用し、高い耐引き裂き性を発揮。テントの底面下に敷いて砂利などで擦れても、穴が空きにくく長持ちします。多彩なカラーリングで、ピクニックなどでも使用しやすいのも魅力的です。

④幕内が快適になる「ポータブル電源」


出典:ECOFLOW
ポータブル電源があると、雨のキャンプでも幕内でできることの幅が大きく広がります。テント内にプロジェクターを取り付け、ゲームはもちろん映画や動画鑑賞など団欒の時間をより快適に過ごせるのが魅力。電源式の簡易ヒーターを使用したり、スマートフォンなども充電出来たりとひとつあるだけで便利ですよ。

PowerArQ PowerArQ 3 ポータブル電源 555Wh


出典:Amazon
コヨーテ・チャコールなどキャンプシーンにマッチしやすいカラーラインナップを展開する、PowerArQ 3 ポータブル電源 555Wh。持ち運びやすいコンパクトさでありつつも、555Wh容量を実現。豊富なポート数に加え、バッテリーは交換可能な仕様になっており、複数個持っていけば容量の拡張ができる使い勝手の良いポータブル電源です。

EcoFlow RIVER 2 Pro


出典:Amazon
ダークシルバーとブラックのツートンカラーで構成された、スタイリッシュなデザインが特徴のRIVER 2 Pro。最短70分で満充電する事ができ、キャンプ前にバッテリーが少なくても短時間で充電できます。バッテリーの寿命が10年と非常に長持ちし、本体の充電方法も4通りと多彩。最大800Wの出力で多くの電化製品を扱える高機能モデルです。

⑤冷え込み対策に「簡易ヒーター」


出典:Aladdin
気温が下がりやすい雨天時にあると嬉しいのが、簡易ヒーター。セットしておけば、ゆっくりと幕内を温めてくれるので気温が下がりがちな雨キヤンプも暖かく過ごせます。夜は冷え込みやすいので、就寝前にテント内に簡易ヒーターを置いて温めておくなど色々なシーンで使えておすすめです。

イワタニ カセットガス ストーブ マイ暖


出典:Amazon
CB缶を燃料とする利便性に長けたコンパクトヒーター、カセットガス ストーブ マイ暖。輻射熱を発して温める輻射暖房を採用しており、安全かつ優しい温かさが特徴。温風などで頭痛が出やすい方にも使いやすくなっています。2.6kgと軽量で持ち運びやすく、CB缶を使用するので燃料が切れても手に入れやすいのは魅力的です。

アラジン 電気ストーブ 遠赤グラファイトヒーター


出典:Amazon
他のヒーターとは一線を画す、レトロながらもスタイリッシュなデザインが特徴の電気ストーブ 遠赤グラファイトヒーター。起動からわずか0.2秒で立ち上がる驚きの速さで、スムーズに幕内を温められます。スリムな形状となっていることで置き場所に困りにくく、特殊技術の採用により周辺全体をムラなく温めることができるおしゃれヒーターです。

⑥40cmほどある「長めのペグ」


地面がぬかるむとペガのグリップ力が低下し、風などの影響で倒壊しやすくなります。そうならないために、使用するペグは長めのもを使用するのがポイント。40cmほどの長さがあるものを選ぶと、多少ぬかるんでもしっかりと張り網をキープしてくれますよ。

CAMPING MOON ペグ (T-40-6P)


出典:Amazon
一般的なスチールとは比べ物にならない強度を誇る機械構造用炭素鋼を素材に使用した、高耐久ペグ。硬い地面に強く打ち込んでも壊れにくく、砂利の多い地面て設営するシーンなどに適しています。夜間に光る地区構成の夜光うきゴムが付属しており、夜に見えにくく引っかかりやすい問題を解決してくれる高強度モデルです。

snowpeak ソリッドステーク デルタ40


出典:Amazon
スノーピークの人気ペグをアップデートし、更なる使いやすさを実現したソリッドステーク デルタ40。ボディ部分を三角形状に設計し、打ち込みやすさと捻ることでの抜きやすさを両立。ヘッドの天面が広く打ち込みやすいうえ、フック部分を2つ設けることでテントとインナーテントの張り網を打ち直しせずにこれ一本へ引っ掛けられる画期的なアイテムです。

⑦雨でも動きやすい「レインウェア」


出典:楽天
テント・タープの外へ出る時や設営・撤収の時に、いちいち傘をさしたり走ったりするのは面倒です。そんな時にレインウェアがあると濡れにくく、設営・撤収後に体が冷えるのを抑えてくれるのでぜひ用意しておきましょう。

ザノースフェイス コンパクトジャケット


出典:Amazon
キャンプや登山・ハイキングなど幅広いアウトドアシーンにマッチする薄手のアウター、ザノースフェイスのコンパクトジャケット。コットンライクな生地感でありながら優れた防風性を発揮し、急な強風や冷え込みで感じる冷気をカット。パッカブル仕様となっており、軽量かつコンパクトな収納性で予備アウターとしても持ち運びやすい撥水シェルです。

キウ レインポンチョ デイリー


出典:Amazon
特殊なデザインで小雨から大雨まで急な悪天候でも即座に対応できる万能モデル、キウのレインポンチョ デイリー。フード下部が閉められるフルジップと頭部の幅を調整できるドローコードに加え、止水ジッパーを採用しているのでアウター内部へ雨の侵入をしっかりと防げます。スタッフサックに収納できるので、旅行先での予備として携帯しやすいのも魅力的です。

⑧ぬかるみに「強い長靴」


出典:楽天
ぬかるんだ地面で設営・撤収を行うには、長靴の方が安心です。場合によってはテントに溜まった雨水を押し出すのに外へ出るシーンもあるので、テント・タープ外へ出る用の靴として長靴を用意しておくといいでしょう。

モズ パッカブルレインブーツ


出典:Amazon
一般的な長靴とは一線を画す機能性・スペックを兼ね備えている、モズのパッカブルレインブーツ。本来裏面にペタつきにくいライニング素材を使用し、湿度の高い雨天時も履き心地が◎。上部はフード付きなので雨の侵入を防ぎやすく、折りたたんで収納することができるパッカブル仕様で万が一に備えて車などに常備しやすい高機能長靴です。

コロンビア ラディ リーフ


出典:Amazon
雨の侵入を防ぐのはもちろん、歩きやすさや見た目にもこだわられたおしゃれモデル、コロンビアのラディ リーフ。ダボっとした印象を与えやすい長靴とは思えない、すらっとしたスマートなシルエットを採用。クッション性に優れた厚底インソールで疲れにくく、泥や石の多い地面でも歩きやすい立体形状のアウトソールを採用。長靴でもアウトドアを存分に楽しめる、おしゃれモデルです。


3.雨キャンプをして感じる4つの魅力


出典:Jackery
キャンプの日に雨であることを知ると、予定通り行くかどうか悩んでしまう方が多いのではないでしょうか。ですが、雨の中でのキャンプでしか味わえない楽しみ方を知ると、雨キャンプもまた楽しく過ごすことができます。そこで、雨キャンプならではの楽しみ方や魅力を4つほどご紹介していきましょう。

①静かでゆったりとしたキャンプを楽しめる


出典:snowpeak
冒頭にも触れたように、キャンプの日に雨予報だとキャンプ場をキャンセルする人が少なからずいるので、必然的にキャンプ場の利用者も少なくなります。

雨キャンプは晴れの日のキャンプと比べてキャンプ場の利用者が減ることで、普段よりも静かな自然の中で雨音を楽しみながらキャンプができるのが大きな魅力。

しっとりとした空間の中で、ゆったりと過ごすキャンプはまた違った雰囲気を味わうことができますよ。

②晴れた日よりも虫が少ない傾向がある


出典:Coleman
雨の日には夏や秋キャンプの大敵でもある、蚊などの羽つき虫は少なくなる傾向にあります。そのため、虫を気にせずストレスフリーでキャンプを過ごすことができるのもポイントです。虫が少ないと虫対策アイテムの消費を抑えられるので、自ずと節約につながるのも嬉しいですね。

③普段キャンプでしないような遊びを見つけられる


出典:snowpeak
晴れの日のキャンプでは幕外で遊んだりするのが一般的ですが、雨キャンプでは濡れてしまうので幕内で過ごすのがメインになります。そんな時に楽しめるのが、トランプなどのカードゲームやオセロなどのボードゲーム。アウトドアでするイメージがあまりないゲームかもしれませんが、これが案外盛り上がります。

家族やグループキャンプなど人数が多いとより盛り上がり、団欒の時間も増えるのでアウトドアでのボードゲームはぜひトライしてほしい魅力のひとつです。

④キャンプシーンでの対応力が大幅に向上する


出典:Coleman
雨キャンプは、テントに溜まる水を時折落としたりするなどその都度対応が必要な場面があります。雨天時の設営・撤収はもちろん、雨の重みでテントが倒壊しないような工夫などキャンプ中の臨機応変な対応力が身につく絶好の機会です。

今後、急な悪天候に見舞われてもすぐに対応できるようになるので、より安全にキャンプをしていきたい方は雨キャンプを経験しておくといいでしょう。


4. 雨キャンプならではの楽しみ方で充実したキャンプを過ごそう


出典:Coleman
いかがだったでしょうか、今回は敬遠されがちな雨キャンプを楽しむためのポイントやアイテムをご紹介しました。雨キャンプは晴れの日のキャンプには味わえない楽しみがあるので、せっかくのキャンプなのに雨で気分が上がらないという思いを捨ててぜひ思い切り楽しんでみてください。

WRITER PROFILEライタープロフィール

Satuki
1歳の娘と1ヶ月の娘をキャンパーに育て上げるため、日々奮闘しているソロ&ファミリーキャンパー。最近一新したカメラα7IIIを片手に、家族やギアをカッコよくおしゃれに撮るのに試行錯誤を重ねる。今年の春に手に入れたコクーンIIIでどう遊ぶかに思考を巡らす今日この頃。今一番欲しいギアはバックパックに詰めるようなコンパクトテーブル。

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