夏キャンプ3つの注意点!暑さ、虫、食中毒対策と便利アイテム10選
夏のキャンプってどんな準備をすればいいのか気になりますよね。夏はアウトドアのシーズンですが、気をつけないと熱中症になるなど思わぬ落とし穴があり、せっかくの楽しいアクティビティが台無しになってしまいます。夏のキャンプを予定するならば、しっかりと対策をしましょう。
この記事では、
- 夏キャンプ3つの注意点
- 熱中症対策4選
- 虫対策3選
- 食中毒対策3選
を紹介します。
読み終えていただければ、夏のキャンプで心得ておきたい基本がわかります。ぜひ参考にして、夏キャンプを楽しんでくださいね。
アイキャッチ出典:DOD
CONTENTS目次
1.知っておきたい!夏キャンプ3つの注意点
出典:Fieldoor
日差しの下でバーベキューや水遊びをするなど、ソロはもちろんファミリーでも夏のキャンプは人気です。しかしながら、暑さの厳しい夏キャンプには、気をつけるべき注意点も。ここでは知っておいた方がよい夏キャンプの注意点を紹介します。
①熱中症に注意
出典:Claymore
夏キャンプで最も気をつけなければいけないのが、熱中症。屋外の強い日差しに当てられて過ごすと、熱中症になる危険性がぐんっと高まります。
日陰となるスペースを作ってこまめに水分補給をしたり、ファンなどを使用して涼める環境を作ることが大切です。テント内も高温になることがしばしばあるので、通気を心がけましょう。
②蚊やアブなどの虫に注意
出典:SWAGGEAR
蚊やアブなどの虫は夏から秋にかけて増え、自然の中で過ごすキャンプにおいては虫除けの対策が必須になります。
場合によってはハチやマダニなど、刺された後に大きな痛みを伴ったり病院を受診する必要がある虫も中にはいるので、事前に対処方法も知っておくと良いでしょう。
③食中毒に注意
出典:Fieldoor
キャンプやバーベキューでは多くの食材を持っていく必要がありますが、気温の高い環境の中でそのまま置いておくと傷んでしまい、食中毒になる危険があります。
しっかりと食材を保冷して保管できるようにしておくのはもちろん、痛みやすい食材はできるだけ持って行かないように気をつけましょう。
2.夏キャンプ熱中症対策!4つの方法
出典:Claymore
夏キャンプでは暑さをどう対処するかが非常に重要です。熱中症にならないためにもここで紹介する4つの方法はおさえておきましょう。
①設営方法や時間を工夫する
出典:snowpeak
夏のキャンプでテントを設営する時には、設営方法や時間を意識してみると設営のしやすさや過ごしやすさが大きく変わります。
日差しの強い時間を避けて設営時間をやや遅くするだけでも、汗をかきにくくなって設営がしやすくなるのでおすすめ。
また、その日の風向きに合わせてテントを設営する事でフロントパネルやメッシュパネルから風が入りやすく、幕内の温度を調整しやすくなりますよ。
②日陰を作るアイテムを使用する
出典:Fieldoor
夏の強い日差しを遮るには、屋根の代わりとして日陰を作ってくれるタープを使うのがおすすめです。タープにも様々な形状がありますが、風が入りやすいヘキサタープなどの非自立式タープを使用するのもポイント。スクリーンタープもメッシュパネルがありますが、側面まで覆われて熱がこもりやすくなってしまいます。
より広い面積の日陰を作りたいなら、レクタタープなどの生地面積が広いタープをチョイスしましょう。
スノーピーク タープ アメニティタープ ヘキサ L
出典:Amazon
3~4人で使用しやすいサイズ感の大型ヘキサタープ、タープ アメニティタープ ヘキサ L。
シンプルかつスタイリッシュなデザインが魅力で、2色のブラウンで構成されたカラーリングは存在感を演出。優れた耐水性に加え、コネクションテープが付属していることでテントと組み合わせて使用しやすい人気モデルです。
Fieldoor スクリーンテント
出典:Amazon
3色のカラーラインナップを展開し、好みのカラーが選びやすくなっているFieldoorのスクリーンテント。ファミリーで使用しやすい3~4人サイズで、キャンプはもちろんバーベキューの時にも最適。フルクローズ・フルメッシュ・フルオープンと切り替えて使用できるので、幅広いシーンで使える良コスパタープです。
③冷却アイテムを使用する
出典:Claymore
テントやタープで日陰を作るだけでは、昨今の厳しい暑さを乗り切るには物足りないのも現実。そんな時にはテント全体に涼しい風を送ってくれる電動ファンや、体を直接冷やすアイスタオルなどのアイテムを使用しましょう。
最近では効率よく幕内に風を送ってくれる首振り機能を搭載したファンや、長時間冷感をキープしてくれる保冷タオルなど豊富に展開されているのでチェックしてみてください!
クレイモア V600+
出典:Amazon
アウトドアライクなデザインとキャンプシーンに馴染みやすいカラーリングが魅力の、クレイモア V600+。
気温に応じて4段に調整できる風量調節機能や、幕内の換気がしやすい上下の角度調整など機能が充実。ワイヤーハンドルで天井やランタンフックに引っ掛けられ、付属の三脚を使用すれば卓上で使用できる使い勝手の良さも魅力的です。
エレコム クールタオル
出典:Amazon
キャンプはもちろん、スポーツ観戦やライブなどのイベントでも使用しやすいエレコムのクールタオル。冷感生地を採用しており、クール感を長時間キープしてくれます。柔らかい生地で肌触りが良く、手軽に持ち運べるのもポイント。UVカット効果も持ち合わせており、紫外線予防としても使える万能タオルです。
④涼しい場所にあるキャンプ場を選ぶ
標高が高いキャンプ場や北に位置するキャンプ場は、比較的涼しくなるのでおすすめです。避暑地として知られる場所など、キャンプをする場所を選ぶ際に、気温などを加味して選ぶようにしましょう。
金鳥の渦巻 ハエにも効く 太巻 30巻
出典:Amazon
一般的な蚊取り線香よりも太めに設計することで効き目を増した人気製品、金鳥の渦巻 ハエにも効く 太巻 30巻 。断面積が従来の約2倍の太さとなっており、広範囲に素早く効き目が広がります。蚊に効果があるのはもちろん、ハエにも効果があるので様々なシーンで活躍。30枚セットで何度も買い足す必要がないのも嬉しいポイントです。
おすだけノーマットプロプレミアム
出典:Amazon
空間に噴射するだけで虫を駆除して寄せ付けない効果を発揮する、おすだけノーマットプロプレミアム。
部屋やテント内の空間にスプレーをすることで、蚊を駆除する効果を24時間持続して発揮。草や地面にもかけても効果を発揮し、ハエも駆除出来るのでチェックインからチェックアウトまでの間で虫が気にならない高スペック製品です。
②長袖を着用する
出典:Urban Research
夏キャンプでは暑さ対策のため、半袖を着用するのが一般的。しかし、虫予防のために長袖を着用するのもおすすめです。
肌の露出を少なくすることで蚊やアブなどの虫刺されを防ぎやすくなるのはもちろん、ダニ予防にもなります。
キャンプ場で長袖を着用するときは、汗を吸収する吸汗性・速乾性に優れたものを選ぶと熱中症も防ぐこともできるのでスペックを見て選びましょう。
③虫除けランタンを使用する
出典:楽天
夜のキャンプサイトを照らすランタンの中には、夏キャンプに嬉しい虫除け機能を搭載しているものもあります。
ランタンによってその性能に違いがあり、虫を撃退してくれるものや虫が嫌がる光を発して虫除けしてくれるものまで様々。
より虫を気にせず快適なキャンプを求める方は、虫除けランタンも是非チェックしてみてください。
SOTO 虫の寄りにくいランタン
出典:Amazon
虫が寄りにくくなるようにとことんまでこだわられたおすすめランタン、SOTOの虫の寄りにくいランタン。
虫には光を感じにくい波長の光を発して寄せ付けにくいだけでなく、防虫効果と照らしたい箇所へ重点的に光を照らす機能を両立したリクレクターで徹底的に虫除け効果を発揮。CB缶で手に入りやすい燃料を採用した、高機能ランタンです。
マグナ 電撃殺虫器 LEDライト
出典:Amazon
虫除けではなく、殺虫効果を取り入れた画期的なLEDランタン、マグナ 電撃殺虫器 LEDライト。ボディ部分から集光型の虫が好む紫外線を放出し、虫を寄せ付けて中心の電撃殺グリッドで撃退します。防水仕様となっているので、使用後は水洗いして綺麗にメンテナンスが可能。ホヤ部分はシリコン素材で、安全に使用できる工夫も◎。
4.食中毒をおこさないための3つの対策
夏の高温で食材が傷まないようにする食中毒対策3つのポイントを紹介。夏キャンプでの食中毒は意外と多く、ハイシーズンでは頻発することも。安全にキャンプ飯を楽しむためにもしっかりと対策をしていきましょう。
①クーラーボックスを使用する
出典:SHIMANO
食材を保冷しながら保管する場合、クーラーボックスはマストアイテム。最近では柔らかい素材で作られたソフトクーラーも、ハードに劣らない保冷力を持っています。
クーラーボックスを使用するときは、中で空間が生まれないように出来る限りギュウギュウに入れるのがポイント。冷気が満遍なく行き渡りやすいので、保冷力が高められます。
また、保冷剤を使用して保冷力を高めたり、食材用のメインクーラーと飲み物用のサブクーラーで分けて開閉回数を分散させるのもおすすめです。冷気は上から下にいくので、保冷剤や氷は上に置くとよいでしょう。
シマノ クーラーボックス ヴァシランド VL 40L
出典:Amazon
冷気を逃がしにくい高密閉設計で、最大氷保持期間が5日と高い保冷力を発揮するクーラーボックス。両開きの可能で取り外しできる蓋は使いやすさも抜群。機能性、堅牢性を兼ね備えたおすすめのアイテムです。
AO Cooler24パック キャンバス ソフトクーラー
出典:Amazon
コンパクトかつ軽量ながらも、優れた保冷力を備えたハイスペックソフトクーラー、AO Coolersの24パック キャンバス ソフトクーラー。
重量わずか0.68kgと非常に軽く、内容物を多めに入れても持ち運びやすさ◎。インナーには高防水のTPUライナーを採用するとともに、49度の環境の中でも氷を24時間キープする優れた保冷力を持ち合わせた軽量モデルです。
BougeRV ポータブル冷蔵庫
出典:Amazon
クーラーボックスの他に、ポータブル冷蔵庫という選択肢もあります。大容量のポータブル電源をお持ちの方や、電源付きサイトでの宿泊が多い方は検討してもよいでしょう。
②痛みやすい食材は避ける
出典:山内鮮魚店
気温が高い夏キャンプでは、食材が傷むスピードも上がるので注意が必要。クーラーボックスに入れて保管すれば危険性は下げられるものの、クーラーボックスの保冷力が低かったり、連泊キャンプなどで不安な方は痛みやすい食材はできるだけ避けるのはポイント。
特に貝類やひき肉は傷みやすいので、避けるのがおすすめ。どうしてもキャンプで食べたい場合は、クーラーボックスの上側に配置して早めに消費するようにしましょう。
③食材は冷凍して持っていく
出典:楽天
クーラーボックスには食材と合わせて保冷剤を入れて保冷力を高めるのが一般的ですが、より食材を安全に運搬したい方は食材を冷凍してクーラーボックスに入れるのもおすすめです。
食材を冷凍して持っていくとクーラーボックス内部の保冷効果が高まる上、痛み始めるまでの時間を伸ばすことができます。
また、水は飲んだり食材を洗ったりと使い道が多いので、ペットボトルに入れて凍らせておくと保冷剤代わりにもなって便利ですよ。
5.夏キャンプに潜む危険を回避して、快適なキャンプを楽しもう!
出典:DOD
夏キャンプは暑い日差しのもとで自然を楽しめる絶好のシーズンですが、それ故に危険もつきまといます。熱中症や食中毒は場合によっては命に関わるので、できる限りの対策をして楽しいキャンプを過ごしましょう。
ソトレシピ」では暑い夏キャンプを涼しく、賢く楽しむための情報を発信する「COOL CAMP」プロジェクトをスタートしました。
キャンプを楽しむ皆様のために、夏キャンプにおける様々な対策アイテムやノウハウなどを、メディアやSNS、キャンプ場で情報発信してまいります。詳しくは暑い夏キャンプを涼しく、賢く楽しむ「COOL CAMP」のススメをご覧ください。