夏にぴったりのキャンプ飯25選!夏野菜、さっぱり、辛い、豪快料理

夏にぴったりのキャンプ飯25選!夏野菜、さっぱり、辛い、豪快料理

2021.6.30

家族や友達と出かける夏のキャンプは特別なもの。できれば夏にぴったりなキャンプ飯を作りたいものですよね。

暑い夏のキャンプは食欲が出ず、栄養不足で夏バテぎみになる人もいます。そんなときは、食べやすい料理や旬の野菜で栄養を補給するなど、工夫するといいでしょう。

今回は400以上のキャンプ飯を掲載する「ソトレシピ」から、夏キャンプ向けにレシピを厳選しました。

この記事では、

  • 夏のキャンプ飯のポイント
  • 夏野菜キャンプ飯5選
  • さっぱり系キャンプ飯5選
  • ピリ辛系キャンプ飯5選
  • カレーレシピ5選
  • 豪快キャンプ飯5選

を紹介します。

全25種の夏向けキャンプ飯のレシピを掲載しています。読み終えていただければ、今年の夏のキャンプで実践できますので、ぜひ取り入れてみてくださいね!

1.夏のキャンプ飯でおさえたい4つのポイント


暑さで食欲がでず夏バテに、なんてことになったらせっかくのキャンプも台無しです。この章では、暑い夏キャンプでもおいしく栄養をとるためにおさえたい4つのポイントを紹介します。

旬の夏野菜を使って栄養補給

夏野菜には、夏バテや熱中症を予防できるような水分や栄養を豊富に含んでいるものが多いです。彩がよくなって見た目もおいしそうになるのも特徴。旬の野菜は価格も比較的安くなるので、積極的に取り入れましょう!

さっぱりとした料理で食べやすく

暑さで食欲がでないときは、さっぱりとした料理がおすすめ。レモンなどの柑橘系を使ったレシピや冷たい料理がおすすめです。

辛い料理で食欲促進&涼しく

辛味のある料理には発汗作用があります。汗は蒸発するときに体温下げる効果があると言われています。食欲も促進されるので夏に辛い料理はぴったりなんです。

豪快な料理で盛り上がる

活動的になれる夏キャンプだからこそ、豪華に料理を楽しめます。肉の塊を焼いたり、大きなフライパンで料理したり、調理工程が食欲をそそる、豪快料理にチャレンジしてみましょう。

2.栄養豊富な夏野菜で作るレシピ5選


とうもろこし、トマト、ズッキーニ、ゴーヤ、ナスなど、夏に旬を迎える野菜はたくさんあります。キャンプ場によっては農園を併設しているところもあるので、採れたての夏野菜を楽しめますよ。ここでは栄養満点の夏野菜を使ったレシピを5つ紹介します。

夏野菜のハーブたっぷりホイル焼き


<材料>(4人分)
★ じゃがいも・・・大2個(もしくは極小を数個)
★ ミニトマト・・・4個
★ ズッキーニ・・・1/2本
★ ベーコン・・・適量
★ セージ・・・4枚
★ ローズマリー・・・少々
★ とろけるチーズ・・・1枚
タイム・・・少々
バジル・・・4枚
塩こしょう・・・適量

<作り方>
1.★の材料をそれぞれお好みの大きさにカットする。
2.カットした★をアルミホイルで包み、グリルで20分蒸し焼きにする。
3.アルミホイルを開け、タイム、バジル、塩こしょうをふりかけたら完成。

<ポイント>
夏以外でもその時期の旬な野菜をたっぷり入れて楽しめます。

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夏野菜とオイルサーディンのアヒージョ


<材料>(2人分)
オイルサーディン・・・1缶
オリーブオイル・・・適量
アヒージョの素・・・1袋
アスパラ・・・2本
パプリカ・・・1個
その他お好きな夏野菜・・・適量
マッシュルーム・・・小サイズ4~6個

<作り方>
1.すべての野菜類を一口大にカットし、オイルサーディンと一緒に鍋に入れる。このときオイルサーディンの油はそのまま入れる。
2.オリーブオイルを調整しながら追加する。
3.火にかけて加熱し、市販のアヒージョの素で味を整えたら完成。

<ポイント>
バゲットにのせて食べてもおいしいですが、〆にパスタを入れてオイルパスタにしてもおいしいです。

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スパムゴーヤチャンプルー


<材料>(1人分)
スパム・・・1/2缶
ゴーヤ・・・1/2本
卵・・・1個
塩・・・適量
しょうゆ・・・適量
オリーブオイル・・・適量
かつお節・・・適量

<作り方>
1.ゴーヤは縦半分に割って種とワタを取り、スライスする。スパムは拍子木切りにする。卵を溶いてしょうゆを混ぜておく。
2.スキレットに油をひき、ゴーヤを塩で炒める。続いてスパムを入れて炒め、ゴーヤがしんなりしてきたらしょうゆを混ぜた卵を入れてざっくり混ぜて火を止める。
3.混ぜながらスキレットの予熱で卵に火を通し、かつお節をふって完成。

<ポイント>
ゴーヤの下処理は自宅で済ませておくと格段と調理が楽。

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メキシコスタイルとうもろこし焼き


<材料>(4人分)
とうもろこし・・・3本(皮付き)
★ バター・・・10g(溶かす)
★ マヨネーズ・・・大さじ3
★ スイートチリソース・・・大さじ3
★ パラペーニョ入りナンプラー・・・大さじ1
粉チーズ・・・お好みの量
パクチー・・・お好みの量

<作り方>
1.とうもろこしを皮のまま転がしながら炭火で15-20焼く(ヒゲは取り除く)。
2.火が通ったら、とうもろこしの皮を剥がし、★を混ぜ合わせたソースを刷毛で塗りこみ、いい具合に焦げがつくくらいまで焼く。
3.仕上げに粉チーズとパクチーをふりかけて完成。

<ポイント>
皮付きでじっくり焼くことで蒸し焼きになるので、茹でなくてもおいしく食べられます。

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サマータコス


<材料>(4人分)
★ ミニトマト・・・25個くらい
★ 玉ねぎ(みじん切り)・・・大さじ2
★ パクチー・・・適量
★ ガーリックパウダー・・・適量
★ 塩・・・適量
★ 粗挽き黒こしょう・・・適量
★ オリーブオイル・・・大さじ1
トルティーヤの皮・・・3枚
カッテージチーズ・・・適量
フライドオニオン・・・適量

<作り方>
1.ミニトマトをそれぞれ1/4にカットする、パクチーはちぎっておく。
2.ボウルなどで★を全て混ぜ、10分くらいおいて味をなじませる。
3.トルティーヤを表裏サッとあぶり、片面にカッテージチーズをぬる。
4.32をのせ、フライドオニオンとパクチー(分量外)をちらし出来上がり。

<ポイント>
お好みでライムを絞って酸味をプラスしてもOKです。

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3.食欲がなくても食べやすいさっぱりレシピ5選


夏のキャンプで食欲がないからといって、食べないでいるとエネルギーが足りなくなってしまいます。レモンや梅を活用したり、冷たい料理にしたりして、食べやすくしましょう。ここではさっぱり系のキャンプ飯を5つ紹介します。

梅ささみ茶漬け


<材料>(2人分)
ご飯・・・茶碗2杯分
鶏ささみ・・・2本
大葉・・・4枚
塩昆布・・・20g
梅干し・・・2個
だし汁・・・300ml
ごま・・・適量

<作り方>
1.鶏ささみを茹で、細かく裂いておく。大葉は千切りにする。
2.温かいご飯の上に鶏ささみ、大葉、塩昆布、梅干しをのせ、ごまをかける。
3.だし汁をかけたら出来上がり。

<ポイント>
優しい味でサラサラ食べれます。暑い日には冷やし茶漬けにしてもおいしいです。

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カレー冷や汁


<材料>(2人分)
★ シソの葉・・・5枚(細切り)
★ ミョウガ・・・2個(せん切り)
★ みつば・・・半束(リーフ/茎3cm に切る)
★ 細ネギ・・・小口切り/大さじ4
★ しょうが・・・1片(せん切り)
★ カイワレ大根・・・1パック
★ ベビーリーフ・・・適量
★ ケール・・・適量
★ ラディッシュ・・・5個(薄く輪切)
★ シシトウ・・・適量
● 水・・・300ml
● 味噌・・・大さじ1
● オニオンコンソメスープの素・・・2袋
● 昆布だし顆粒・・・小さじ1/4
● カレーパウダー ・・・小さじ1.5
温泉卵・・・2個
ごはん・・・かるくお茶碗2杯
氷・・・適量

<作り方>
1.鍋に●を入れ、弱火で全て溶かしたら冷ましておく。
2.★のシシトウは種を取り炙る。他の★を薬味として、それぞれカットする。
3.器にごはんを入れ、1を注ぎ、温泉卵、2の薬味を盛って、氷を浮かべて出来上がり。

<ポイント>
寒い季節はこのまま鍋にしても◎。ごはんの代わりにうどんなどの麺類も合います。

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野菜たっぷりさっぱりバインミー


<材料>(4人分)
バケット・・・1/2個
マーガリン・・・適量
A 大根・・・100g
A にんじん・・・50g
B 酢・・・50cc
B 砂糖・・・大さじ1
B 塩・・・少々
きゅうり・・・10g
ハム・・・15g
パクチー・・・適量
鶏むね肉・・・100g
C ナンプラー・・・30cc
C レモン汁・・・10cc
D 卵・・・4個
D サラダ油・・・小さじ1

<作り方>
【エッグバインミーの場合】
■下準備A
大根、にんじんを太めの千切りにしてAを合わせ、千切りにした、大根、にんじんを揉みながら合わせ袋に入れて漬け込む。
1.きゅうりは薄い輪切りにする。
2.バケットを横一文字に切り、スキレットor鉄板で温める。
3.バケットにマーガリンを塗り、下準備Aを敷き詰めきゅうりを挟む。
4.ハムを挟み、スキレットで目玉焼きを作り挟む。ナンプラーを適量かけたらパクチーをお好みで挟んで完成。

【チキンバインミーの場合】
■下準備B
鶏むね肉を茹で、細かくほぐす。そこにBをあわせ、ほぐした鶏むね肉に揉みながら合わせる。
1.エッグバインミーの1〜3までを同様に行う。
2.下準備したBを挟み、ナンプラーを適量かけたらパクチーをお好みで挟んで完成。

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魚介のセビーチェ


<材料>(2人分)
タコ・・・40g(ボイル・生食用)
ホタルイカ・・・40g(ボイル・生食用)
むきエビ・・・4尾(ボイル・生食用)
トマト・・・1個
セロリ・・・1/3本
にんにく・・・1片
紫玉ねぎ・・・1/6個
パクチー・・・3本
オリーブオイル・・・大さじ3
レモン汁・・・1/2個分(15ml)
塩・・・少々

<作り方>
1.タコは一口大に切り、ホタルイカは目玉、くちばし、背中の軟骨を取り除く。トマト、セロリは2cm角に切り、にんにくと紫玉ねぎはみじん切りにする。パクチーの茎はみじん切り、葉はざく切りにする。
2.1とむきエビを全てボウルに入れ、オリーブオイル、レモン汁、塩を加えて全体を混ぜる。
3.皿に盛り付け、お好みでパクチーの葉を乗せて完成。

<ポイント>
パクチーが苦手な方はイタリアンパセリを使ってみてください!

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ボンゴレうどん


<材料>(1人分)
うどん・・・1玉
アサリ(むき身)・・・50g
小エビ・・・50g
イカ・・・50g
ミニトマト・・・適量
にんにく(チューブ)・・・適量
塩・・・適量
小ねぎ・・・適量
めんつゆ・・・大さじ1
オリーブオイル・・・適量

<作り方>
1.シェラカップにオリーブオイルを敷き、にんにくを入れて火にかける。
2.にんにくの香りがしてきたら、アサリ、小エビ、イカを入れて火が通るまで炒め、塩で味を調える。
3.別のシェラカップでお湯を沸かし、うどんを茹でる。茹で上がったら水を切り、2に移す。
4.小口切りにした小ねぎと、くし切りにしたミニトマトを乗せて完成。

出典:シェラカップレシピ(ブティック社) 撮影:三輪友紀(STUDIO DUNK)

<ポイント>
うどんを氷水などで冷たくしてだし汁とからめてもおいしいです。

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4.暑いからこそ食べたいピリ辛レシピ5選


夏といえば辛味のある料理を連想する方も多いのでは。暑いからこそ食欲増進するピリ辛レシピで、たくさん汗をかいちゃいましょう。おすすめの5つのレシピを紹介します。

まるごとトマトのスパイシーライス


<材料>(4人分)
米・・・2合
トマト・・・1個
パプリカ・・・1/2個
鶏肉・・・150g
★ TABASCO®ソース・・・大さじ1
★ はちみつ・・・大さじ1
★ 酒・・・大さじ1
● コンソメ・・・小さじ1
● オリーブオイル・・・大さじ1
● おろしにんにく・・・1片
● ウスターソース・・・大さじ1
● ケチャップ・・・大さじ1
● はちみつ・・・大さじ1
● 塩・・・ひとつまみ
● ブラックペッパー・・・少々
TABASCO®ソース・・・5~10振り
▲ レモン・・・1/2個
▲ アボカド・・・1/2個
▲ きゅうり・・・1/2本
▲ トマト・・・1/2本
▲ 卵・・・4個

<作り方>
1.お米は洗って、30分以上吸水させる。トマトから水分が出るので、水は少なめにする。
2.鶏肉は食べやすい大きさにカット、パプリカ(黄色)は角切りにする。鶏肉と★の調味料をチャック付き袋に入れて漬ける。
3.お米に●の調味料を入れて、まぜて平らにならす。真ん中にトマト(大サイズ)、その周りに鶏肉とパプリカをちらす。
4.はじめは強火で沸騰させる。沸騰したら弱火にして様子を見ながら15分火にかけたら、火から下ろして10~15分程度蒸らす。
5.炊き上がったらTABASCO®ソースをかけてトマトとご飯をざっくりまぜる。
6.お好みで、▲のアボカドやトマト、目玉焼きをトッピングして完成!

<ポイント>
お米を浸す/蒸らす時間がかかるので、 一番最初に作っておくのがおすすめ。トマトから水分が出るので、お米を吸水させるときの水は少なめにする。

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アロス・アラ・クバーナ


<材料>(2人分)
オリーブオイル・・・12g
にんにく・・・みじん切り5g
塩・・・少々
ご飯・・・400g
トマトソース・・・200g(市販)
チョリソー・・・150g
卵・・・2個
黒こしょう・・・少々
パセリ・・・少々

<作り方>
1.まずガーリックライスを作る。フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れ弱火で加熱する。
2.1のにんにくが薄キツネ色になったら、ごはんを入れて全体に油をなじませるように炒め、塩で味を整えたら、ガーリックライスを器に盛りつける。
3.フライパンにお好みの大きさにカットしたチョリソーを入れて加熱し、順にトマトソースを入れて強火で煮詰め、お好みで塩を加えて味を整える。
4.加熱した新しいフライパンにオリーブオイルをひき、卵を割り入れてお好みの半熟加減にて加熱し、塩で味を調える。
5.2のガーリックライスに、3・4を盛り付けたら、トッピングで黒こしょう、パセリを散らして完成。

<ポイント>
ご飯は冷やご飯、レンチン用のレトルトご飯でも代用可能です。 辛さが苦手な方は、ウインナーでもおいしく召し上がれますよ。 お好みでチーズをトッピングするのもオススメです。

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台湾ラーメン


<材料>(1人分)
マルちゃん正麺醬油味・・・1袋
桃屋「辛そうで辛くない少し辛いラー油」・・・スプーン2杯
豚ひき肉・・・100g
ニラ・・・2~3本
鷹の爪・・・お好みで

<作り方>
1.ニラは3㎝位に切っておく。
2.フライパンに桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」をスプーン1杯入れて豚ひき肉を炒める。
3.マルちゃん正麺を表示通りに作る。途中でニラ、「辛そうで辛くない少し辛いラー油」をスプーンに軽く1杯入れる。
4.茹で上がったら炒めた豚ひき肉をのせて完成です。

<ポイント>
より辛い台湾ラーメンを食べたいときは、桃屋の「しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」を使ってみてください。激辛になります!

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ヤンニョムカルビ


<材料>(4人分)
牛カルビ肉・・・400g
玉ねぎ・・・小1個
キャベツ・・・1/8玉
にんじん・・・少量
パプリカ・・・少量
★ 砂糖・・・大さじ2
★ コチュジャン・・・大さじ2
★ 酒・・・50cc
★ 焼き肉のたれ・・・20cc

<作り方>
1.カルビは5mmの厚さに、野菜は細切りに切る。
2.★の材料と1をチャック付き密閉袋に入れてよくもみ、1時間〜半日ほど漬け込む。
3.鉄板に火を入れて、2を焦げ付かないようにトングで裏返しながら焼く。

<ポイント>
チャック付き密閉袋に漬け込んでキャンプに持っていくと、現地では焼くだけでお手軽。タレの材料の酒は焼酎(JINROなど)でもOK!

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トマトとオクラのサブジ


<材料>(4人分)
トマト・・・3個
オクラ・・・8本
にんにく・・・1片
しょうが・・・1片
オリーブオイル・・・大さじ2
塩・・・小さじ1
★ チリパウダー・・・小さじ1/2
★ ターメリックパウダー・・・小さじ1/2
★ カレーパウダー ・・・大さじ1
マスタードシード・・・適量

<作り方>
1.トマトは大きめの乱切り、オクラは縦半分に切る。にんにく、しょうがはみじん切りにする。
2.フライパンにオリーブオイルをひき、中火で熱したらマスタードシードを入れてパチパチはじけるまで炒めたらにんにく、しょうがを入れ青臭さがとぶ程度炒める。
3.トマト、オクラを入れて5分程炒めたら、パウダースパイスと塩を入れてさらに5分ほど炒めて完成。

<ポイント>
マスタードシードはかなりはじけるので蓋をして音が止まれば、にんにく、しょうがを入れるタイミング!

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5.キャンプで手軽に作れる本格カレーレシピ5選


キャンプの定番料理のひとつでもあるカレー。スパイシーな味わいは暑い夏でも食べやすいですよね。ルーで作る王道な欧風カレーもいいですが、今回は手軽に作れる本格カレーのレシピを5つ紹介します。

野菜ジュースカレー


<材料>(1人分)
野菜ジュース・・・200ml
豚ひき肉・・・100g
カレールー・・・1皿分
にんじん・・・1/4本
じゃがいも・・・1/4個
パプリカ(赤)・・・1/8個
ピーマン・・・1/8個
サラダ油・・・適量
にんにく(チューブ)・・・適量

<作り方>
1.にんじん、じゃがいも、パプリカ、ピーマンを小さめのさいの目切りにする。
2.シェラカップに油をひき、にんにくを入れて火にかける。香りが出てきたら豚肉を入れて炒める。
3.豚肉に火が通ったら、にんじん、じゃがいもを入れて炒める。じゃがいもに火が通ったら、パプリカ、ピーマンを入れてサッと炒め、野菜ジュースを入れる。
4.沸騰したら、スプーンでアクを取り、火を止めてカレールーを入れる。
5.カレールーが溶けたら再度火にかけ、軽く煮詰めて完成。

出典:シェラカップレシピ(ブティック社) 撮影:三輪友紀(STUDIO DUNK)

<ポイント>
仕上げにパクチーを加えると、風味豊かなエスニックカレーになります。

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鯖缶キーマカレー


<材料>(4人分)
サバの水煮缶・・・2缶
にんにく(チューブ)・・・大さじ1
しょうが(チューブ)・・・大さじ1
玉ねぎ・・・2個
パプリカ・・・1個
細ねぎ・・・適量
サラダ油・・・適量
★ カレーパウダー ・・・大さじ4
★ トマトケチャップ・・・大さじ2
★ ウスターソース・・・大さじ2
温泉卵・・・4個
ごはん・・・適量

<作り方>
1.玉ねぎはみじん切り、パプリカは角切り、細ねぎは小口切りにする。
2.にんにく(チューブ)、しょうが(チューブ)、サラダ油をフライパンに入れ、弱火で香りを出す。
3.玉ねぎを入れてよく炒め、透き通ってきたらサバの水煮缶を汁ごと入れ、鯖をヘラで崩しながら炒める。
4.パプリカと★を3に入れて、全体をよく混ぜ合わせながら炒める。
5.ごはんの上に4を盛りつけ、温泉卵、ねぎをトッピングして完成。

<ポイント>
サバ缶を汁ごと入れることにより、短時間でも旨味たっぷりのキーマカレーができちゃいます!

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鶏肉とパプリカのクリーミーカレーライス


<材料>(4人分)
鶏肉・・・600g
パプリカ(赤・黄)・・・スライス1個
玉ねぎ・・・(スライス)1個
にんにく・・・1片
塩・・・適量
黒こしょう・・・少々
ガーリックパウダー・・・少々
パプリカパウダー・・・少々
薄力粉・・・20g
オリーブ油・・・8g
カレーパウダー ・・・10g
トマトペースト・・・27g
生クリーム・・・250g
ごはん・・・人数分
パセリ・・・少々
黒こしょう・・・適量

<作り方>
1.パプリカを丸ごとアルミホイルで包み、バーベキューコンロの上でホイル焼きにする。
2.鶏肉マリネを作る。一口大にカットした鶏肉に、塩、黒こしょう、ガーリックパウダー、パプリカパウダーを入れて全体によく馴染ませる。
3.2に分量の薄力粉を入れて全体をコーティングする。
4.フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れ、うすきつね色になったら、3を入れ全体がきつね色になるまで焼く。
5.ホイル焼きしたパプリカ、玉ねぎを入れ、じっくり加熱し、野菜の甘さを引き立たせる。
6.順にカレーパウダー、トマトペーストを入れ、全体になじませたら、仕上げに生クリームを入れて5~10分程度煮込む。
7.用意したご飯、カレーを盛り付け、仕上げに黒胡椒、パセリを散らして完成。

<ポイント>
パプリカはホイル焼きにすることでより甘みが引き立ちます。今回は生クリームを使用しましたが、牛乳、アーモンドミルク、ココナッツミルクなどでも代用可能です。

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枝豆のチキンキーマ


<材料>(4人分)
鶏ひき肉・・・400g
玉ねぎ(みじん切り)・・・大玉1個
枝豆・・・100g
トマト缶・・・200g
にんにく (みじん切り)・・・1片
しょうが(みじん切り)・・・1片
サラダ油・・・大さじ2
塩・・・小さじ1
水・・・200ml
★ クミンシード・・・小さじ1
★ カルダモン・・・4粒
★ レッドチリ・・・2本
● チリパウダー・・・小さじ1/2
● ターメリックパウダー・・・小さじ1/2
● カレーパウダー ・・・大さじ1
● 粗挽きこしょう・・・小さじ1

<作り方>
1.フライパンを熱し油をひき、★のホールスパイスを入れてカルダモンがぷっくり膨れる程度炒める。
2.玉ねぎを加えて透明になる程度炒めたら、にんにく、しょうがを加え青臭さがなくなるまで炒め、さらにトマト缶を加えてtつぶしながらねっとりする程度炒める。
3.粗挽きこしょう以外の●のパウダースパイスと塩を加えよく混ぜ合わせたら鶏ひき肉を加え表面が白くなる程度炒め、水を加えて鶏ひき肉に火が入るまで煮炒めする。
4.鶏ひき肉に火が通ったら、むき枝豆を加え良く混ぜ合わし最後に粗挽きこしょうを振って完成。お好みで卵黄を落としていただく。

<ポイント>
ホールスパイスを炒める火加減は弱火~中火で焦がさないように。食べ方は米以外にバケットに乗せて粉チーズをかけても美味しい。

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ドライカレーおにぎり


<材料>(2人分)
ごはん・・・500g
ドライカレーの素・・・1人前×2個
うずらの卵・・・10個くらい
チャービル・・・適量
★ 玉ねぎ・・・お好みの量
★ ソーセージ・・・お好みの量

<作り方>
1.うずらの卵で目玉焼きを作っておく。
2.★の具材を細かくみじん切りにする。お好みでピーマンやニンジンを追加してもよい。
3.フライパンに油を入れて2の具材を炒める。火が通ったらご飯を加えてほぐれるまで炒める。
4.ドライカレーの素の具材を入れ全体に混ざるまで炒める。混ざったら同封されているソースを入れて全体に混ざるまで炒める。
5.手で握れるくらいに冷ましたら角のない四角形のおにぎりになるように握る。
6.仕上げにうずらの目玉焼きとお好みのハーブをのせて完成。

<ポイント>
ごはんを四角く握るとうずらの目玉焼きを乗せやすいです。うずらの卵の殻は剥きにくいですが、先っぽの尖った部分を割ってめくっていくとうまく剥けます。

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6.食欲そそる!豪快キャンプ飯レシピ5選


冬キャンプとは違い、野外で過ごしやすい夏だからこそ、豪華な料理にチャレンジしてみましょう。家族や友人との特別な思い出にもなりますよ。手軽にできる豪快レシピを5つ紹介します。

豪快!ダッチオーブンで丸ごとローストチキン


<材料>(4人分)
丸鶏・・・2kg(1羽)
玉ねぎ・・・中3個
アスパラ・・・1束
じゃがいも・・・小さめ6個
黄パプリカ・・・1個
ミニトマト・・・10個
マッシュルーム・・・1パック
セロリの葉・・・1束分位
オレンジ・・・1個
クレソン・・・1束
ローズマリー・・・適量
にんにく・・・2片
ハーブソルト・・・適量
こしょう・・・適量
オリーブオイル・・・適量

<作り方>
1.丸鶏(鶏肉)全体にこしょう、ハーブソルトをふり、1晩置く。
2.おなかにセロリの葉、オレンジを1/4カットして入れる。
3.ダッチオーブンをしっかり熱したところにオリーブオイルを入れ、にんにくをカリッと炒める。
4.丸鶏(鶏肉)の表面をまんべんなく焼き、焦げ目をつける。
5.4をダッチオーブンの真ん中に置き、まわりににんじん、玉ねぎ、じゃがいもを入れ、ローズマリーをのせ、フタをする。
6.上火が8、下火が2くらいの火加減で、約1時間焼き、串などで具合を確認しつつ、残りの野菜を入れる。特にトマトなどは余熱で十分。焼けたら皿に盛り、クレソンを添えて出来上がり。

<ポイント>
丸鶏の焼き加減は、厚い部分に串を刺して透明な肉汁が出ればOK。

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1ポンドステーキ


<材料>(4人分)
牛肩ロースステーキ肉・・・450g
塩こしょう・・・適量
油・・・適量
市販のステーキソース・・・適量
トウモロコシ缶(お好みで)・・・お好みの量
にんにく・・・お好みの量

<作り方>
1.肉を凍らせていた場合、解凍して常温に戻しておく。
2.塩コショウを全体に振る。
3.強火で熱したフライパンで肉を焼く。
4.表面が焼けたら包丁でカットし、お好みの焼き加減にしていく。
5.最後にステーキソースをかけて完成。

<ポイント>
炊き火で作るとワイルド感があっておすすめです!ただし火加減には注意。

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直火ローストビーフ


<材料>(4人分)
牛もも肉(ブロック)・・・2kg
★ 塩・・・適量
★ こしょう・・・適量
★ にんにく・・・適量

<作り方>
1.牛モモ肉に★をたっぷりと擦り込む。
2.かまどにリフター立てて(もしくは焚き火台にロストルなどをのせて)網をのせ、その上に牛モモ肉をのせて直火で焼く。裏面や側面もじっくり時間をかけて焼く。
3.全体が焼けたら肉に竹串を刺し、唇にあてて熱いと感じたらOK。肉を火からおろし、約30分寝かせて出来上がり。

撮影/後藤秀二 出典:「CAMPLIFE Autumn Issue 2017」(山と溪谷社)

<ポイント>
ポイントは肉全体に焼き目をつけたあとに、火から外して「放置」をすること。外気にさらすことによって、肉汁や旨味が肉の内部にギューっと凝縮されます

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焚き火パエリア


<材料>(4人分)
エビ・・・12匹(有頭)
ムール貝・・・8個
玉ねぎ・・・1/2個
パプリカ・・・1/2個
水・・・100cc
コンソメ・・・1個
にんにく・・・1個
パエリアの素・・・2袋
米・・・2合(300g)
油・・・適量

<作り方>
1.有頭エビの背ワタを取る。
2.ムール貝をきれいに洗う。
3.玉ねぎ、にんにくをみじん切りにする。
4.パエリアパンに油を引き、にんにく・玉ねぎを炒める。透明になってきたらお米を投入し、さらに炒める。
5.水、コンソメ、パエリアの素を入れてエビ・ムール貝を乗せる。
6.沸騰したら火から離しアルミホイルをして18分炊く。
7.火から離したら、10分蒸らして完成。

<ポイント>
お米・玉ねぎが焦げないように火加減に注意。アルミホイルでフタをしたら、完全に火から離さず弱火になるように パエリアパンの置き場所に注意すること。

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豪快鮮魚のアクアパッツァ


<材料>(4人分)
白身魚・・・1尾
にんにく・・・1片
オリーブ油・・・適量
★ ミニトマト・・・1パック
★ アスパラ・・・1束
★ アサリ・・・お魚の半分くらいの量
★ 白ワイン・・・200ml
★ 水・・・200ml
★ 塩こしょう・・・適量

<作り方>
1.お魚の皮面に金串やフォークなどで穴をたくさんあけ、塩胡椒で下味をつける(穴をあけておくと焼くときに皮が破れなくなります。味も染み込みやすくなります)。
2.ダッチオーブンにオリーブオイルと潰したにんにく、お魚を入れ表面をカリッと焼く。
3.★を入れて蓋をして15分ほど煮る。
4.あさりが開いてお魚に火が通りグツグツしたら出来上がり。

<ポイント>
魚は購入時に鱗と内臓をとってもらいましょう。種類はカサゴ、メバル、タイ、ハタ、ホウボウなどで楽しめます!

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7.暑い夏もおいしく楽しいキャンプ飯を


最後にこの記事のポイントをまとめます。

  • 旬の夏野菜で栄養補給を
  • さっぱりとした味付けで食べやすく
  • 辛味で食欲増進
  • 豪快な料理で楽しく

この記事に掲載した夏にぴったりな25レシピを参考に、夏のキャンプ飯を楽しんでくださいね。夏バテ知らずで、おいしいキャンプライフを!

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ソトレシピ編集部
キャンプ料理と日々向き合いながら、レシピやお役たち情報を発信しています。ぜひ、みなさまのキャンプの参考にしてください。

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