【旅するソトレシピ】山梨県富士山麓編/豪華なスタジオハウスでジビエを郷土料理で楽しむ
日本全国から厳選された高級別荘や一棟貸切の古民家・町家などの宿泊施設を予約できる『一休.comバケーションレンタル』とのコラボ企画「たびごはん」の第2弾。
今回は山梨県は富士山麓にある豪華なスタジオハウスにやってきました!
第1弾千葉県房総編はコチラ
今回も、いきなりキャンプはハードルが高い方向けの、アウトドア体験のできる豪華な施設を利用したたびごはんです。猛暑が続いているので、施設利用も考えたくなりますよね。
森に囲まれたスタジオハウス「yl&Co.Hotel in Mt.Fuji」へ
今回訪れた場所は富士山麓の森の中に佇む豪華なスタジオハウス「yl&Co.Hotel in Mt.Fuji」です。
山梨県。中央自動車道河口湖ICや富士吉田ICから10分ほどと、キャンパーならその近さがわかるはずの好立地です。
森に囲まれたその雰囲気は、まるでヨーロッパの古城のよう。撮影スタジオとしても使用されているとのこと。
テラスにはタープが張ってあり、焚き火台やBBQグリルも使用できるので、豪華ながらアウトドア体験もバッチリ楽しめます。
広大な庭にはノルディスクのテントも! もちろん宿泊も可能でキャンプ気分も味わえます。本日はこちらを一棟貸し切りで、“たびごはん”したいと思います!
山梨県の郷土料理「ほうとう」をジビエで楽しむ
yl&Co.Hotel in Mt.Fujiから5分ほどの「道の駅なるさわ」で買い出してきたのは、山梨の郷土料理「ほうとう」の食材たち。
今回は道の駅で入手した鹿肉ソーセージを使って、ジビエ風に楽しみたいと思います。味を決めるは富士吉田が誇る地元の田舎みそ「丸甲みそ」!
食材の下ごしらえは、室内のキッチンを使えばラクラク。
広々としたオープンキッチンで、複数人で作業しても問題なし。大人数の料理を作っても手短に済ませることができます。
テラスでは焚き火の準備をスタート。焚き火台はレンタル可能、薪(別売)も豊富で焚き火のしがいがあります(トライポッドは持ち込みました)。
持ち込んだダッチオーブンで、お湯を沸かしておきます。設備が充実しているとはいえ、こうして適度に愛用ギアを使えるところが男性キャンパーにも人気の所以。
沸騰してきたところで、かぼちゃ、じゃがいも、にんじんなど火の通りの遅いものから切った食材を投入していきます。
再度煮立ったところでその他の食材を投入。かなりパンパンになってきました……。鹿肉ソーセージは半分にカットして、滋味を出してもらいましょう。
なんとかスペースを作って、ほうとうを入れていきます。このまま5分煮込みます。焚き火が弱火になっていないかチェックも忘れずに。
最後にみそを溶かして味を整えていきます。とはいえ、難しいことはなし!味見をしながら感覚でみそを足して調整しましょう。
完成です!
詳しいレシピはコチラ→「ジビエほうとう」
山梨県産のフルーツを使ってフレッシュジーノ!
そして、もう一品!寒川せつこさん考案の、フレッシュGINOを、山梨県産の新鮮野菜で作ってみたいと思います。
せつこさんのレシピではベリー類がメインでしたが、今回は山梨でとれたさくらんぼ、巨峰、シャインマスカット、プラム、いちごで楽しみます。冬が旬のいちごも、山梨では7〜10月頃に旬を迎えるのだとか。
ジーノの作り方はいたってシンプル。フルーツの上にホワイトチョコを削るだけです!
旬の味をそのまま味わってもよし、ホワイトチョコで味変を楽しんでもよしです!
詳しいレシピはコチラ→「フレッシュGINO」
テラスでそとごはんを満喫!
料理が完成したところで、開放的なテラス席でそとごはんのお食事タイムです。やっぱり外で食べるごはんはテンション上がります。
食器やカトラリー類は施設にあるものが充実していますので、手間いらず。もちろん調理器具もなんでもある感じでした。
いざ、乾杯!
ほうとう、やばいですね。丸甲みその実力もさることながら、きのこや野菜の旨味を逃さずいただいている感覚。そこにジビエの滋味も加わって、なんとも贅沢。
農林水産省により「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれているほうとう。地元で親しまれている料理は、やはり地元食材で食べてこそ! おかわりが止まりませんでした。
団体グループ旅行、社員研修などにおすすめ
テラスや庭で食事をしたり焚き火をしたり、アウトドア体験も楽しめる「yl&Co.Hotel in Mt.Fuji」。
室内は高級感にあふれていて、ベッドルームは1階のロフトに2箇所、2階に1箇所で最大10人で宿泊可能(プラスでテント泊も!)。
バスルームも1階と2階と2箇所用意されていて、グループ旅行でもプライベートが保たれます。
大きなプロジェクターもあり、社員研修やオフサイトミーティングの場としても活用されているようですよ。
今回も素敵な場所で「そとごはん」を楽しんでしまいました。普段のキャンプと比べると、設営撤収やらがなくて本当にラク。あまりに落差を感じてしまいます。
何より、料理を作って食べることに集中できる点が、ソトレシピとしても大満足なのでした。今後も地産地消の旅は続きます!