【関東近郊】子連れでキャンプ&BBQ!子どもの心を育む千葉県・佐倉市の穴場アウトドアスポット3選

【関東近郊】子連れでキャンプ&BBQ!子どもの心を育む千葉県・佐倉市の穴場アウトドアスポット3選

2022.3.9

もうすぐ令和初のGWや夏休み。子どもと遊べるお出かけスポットというだけでなく、アウトドア体験や食体験を通じて子どもたちの心や知性を育めるスポットをご紹介します。
今回紹介したいのは千葉県・佐倉市。都心から約40㎞、車を1時間走らせると、緑豊かな平地が広がります。どこも混雑する関東近郊にあって、意外な穴場スポットの佐倉市には、アウトドア体験ができるスポットも多くあります。のびのびと暮らしやすい環境を、「佐倉で才能が開花する」というコンセプトでPRしている佐倉市の、親子で自然を満喫できる3つの場所を紹介します。

おすすめスポット①
印旛沼サンセットヒルズ

印旛沼を眺めながら、手ぶらバーベキューや焚火が楽しめる

印旛沼を一望できる高台にあるオートキャンプ場。「ちば眺望100景」にも選ばれた、夕日の展望は絶景! 天気のよい日には、富士山や東京スカイツリーを眺めることができます。キャンプでゆったり過ごすもよし、日帰りバーベキューを楽しむもよし。ほかにも、近くの野鳥の森でのバードウォッチング、テニス、サイクリングなど思い思いの過ごし方で自然を満喫できます。


日帰りバーベキュー専用スペースには「タープテント・テーブル・イス」があり、快適にバーベキューが楽しめます。家族で気軽に立ち寄りたい、用具の準備や後片付けの負担をなくしたい、という方は「手ぶらでバーベキュー」(区画料金+食材+用具セット)がおすすめ。紙皿や紙コップ、お箸などの消耗品もセットでついています。石窯のレンタルもあるので、ピザや肉ローストにも挑戦できます。
もちろん、用具だけをレンタルして、自分たちで食材を持ち込みたいという方も歓迎です。市内各所にある直売所に立ち寄って、佐倉市の旬な新鮮野菜を炭火焼きにするなんて楽しみ方も。用具は洗わずに汚れたままの返却でOK。そんなラクチンさも魅力です。

ツツジに囲まれたオートキャンプ場には、37区画のテントサイトがあります。関東近郊では珍しい直火OKのキャンプ場なので、ダッチオーブンを使って本格アウトドア料理を楽しんだり、満点の星空の下、焚火を囲んで語らうぜいたくな時間も過ごせるでしょう。宿泊者がいる場合は夜もスタッフが常駐し、シャワールームも併設されているので安心・快適です。


【印旛沼サンセットヒルズ】〒285-0009 千葉県佐倉市飯野町27
TEL : 043-484-1011(予約は電話のみ。受付時間 8:00~17:00)
E-mail : inbasunset@nifty.com
HP : http://sunsethills.shiteikanri-sakura.jp/

<アクセス>車:佐倉ICから約20分
電車: 京成佐倉駅北口から佐倉市コミュニティバス内郷ルート乗車「サンセットヒルズ」下車(約13~18分)

<料金>■オートキャンプ場
日帰りバーベキュー・デイキャンプ 2,060円/区画 11:00~18:00
宿泊バーベキュー・宿泊キャンプ 4,110円/区画 11:00~翌10:30
■バーベキュー場
日帰りバーベキュー・デイキャンプ 3,090円/区画 11:00~18:00
(タープテント・テーブル・椅子10人分付)
バーベキュー食材セット 3~5人用 3,620円~10,150円
※人数、肉の種類(牛・豚)によって異なります。
■テニスコート
平日 570円/面・1時間 土日祝 660円/面・1時間

おすすめスポット②
佐倉きのこ園

無農薬栽培のしいたけを自分の手で収穫。その場で楽しむきのこBBQ


JR佐倉駅からバス・タクシーで10分、佐倉ICから車で5分の場所にある「佐倉きのこ園」。ここでは、肉厚ジューシーなしいたけを好きなだけ収穫し、併設されたバーベキューガーデンでの炭火焼を楽しめます。

3万個近くの菌床があり、年間50トンものしいたけを栽培しているという佐倉きのこ園。入場は無料で、収穫した分だけ料金を払います。バーベキューガーデンは天候に左右されない屋根付きで、コンロをはじめ必要な機材や食材をレンタル・購入できる気楽さもうれしいところ。
しいたけは、軸の先端の硬いところを包丁で取り除き、軸を根元からカットして縦に二等分します。カサも軸も全部美味しく食べられるのが無農薬栽培の園ならでは。カサはひだの面を上にして焼き、5分ほど経って旨み成分の汁がにじみ出てきたら食べごろです。軸も焦げないように注意しながら焼き、塩を軽く振っていただきます。

園の入り口には直売所があり、自家製野菜のほかに佃煮やしいたけ茶などの加工品を購入することも可能です。おすすめは、ポークとしいたけの旨みが楽しめる「無添加椎茸ソーセージ」。お肉としいたけのジューシーな食感を、ぜひ堪能してみてください。

【佐倉きのこ園】〒285-0808 千葉県佐倉市太田2395
TEL : 043-486-3987 / FAX : 043-486-3808 / E-mail : info@kinokoen.jp
HP : https://www.kinokoen.jp

<アクセス>佐倉ICより車で5分
JR総武本線・成田線 佐倉駅よりバス・タクシーで10分または京成佐倉駅よりバスで20分、タクシーで15分

<営業時間>8:00〜16:00 ※月曜日は定休(月曜が祝日の場合は翌日休み)

<料金>■しいたけ狩り入園無料
収穫分を100gあたり220円(税別)で精算
※冬季限定・極厚品種しいたけ狩りは、100gあたり300円(税別)で精算
■バーベキューガーデン
料金など詳細はHPをご覧ください

おすすめスポット③
佐倉草ぶえの丘

地元の採れたて野菜を堪能。動物とのふれあいや収穫体験も

自然とのふれあい体験を通して、子どもたちの豊かな人間性を育みたい――。そんな思いから、昭和54年に開園した「佐倉草ぶえの丘」。キャンプ場での野外炊事をはじめ、さまざまなアウトドア体験ができます。


園全体の入り口には、野菜の直売所があり、地元で採れた新鮮な野菜が手に入ります。野菜の収穫の時期には、トマトやにんじん、サトイモ、ネギ、大根、小松菜、ほうれん草など、8~10種類のとれたて野菜が並びます。佐倉市産のコシヒカリや、千葉の名産品・落花生を手に取るお客様も多いそう。暑い夏にはアイスクリームもおすすめです。

 
園内を進むと、キャベツを手にした子どもたちが、ヤギのエサやりを体験中。どう差し出したら食べやすいのか、ヤギに一生懸命話しかける子どもたち。自分があげたキャベツをおいしそうに食べる姿を、うれしそうに眺めていました。日曜・祝日になると「ふれあい動物園」がオープンし、うさぎやひよこ、ポニーとのふれあいも楽しめます。

また、季節の旬野菜の収穫体験も随時開催しています。5月下旬~6月中旬にはじゃがいも掘り、9月中旬~11月上旬にはサツマイモ掘り、9月下旬~10月中旬には落花生掘りが体験できます。落花生は土の中でどう育っているのか、自分の目で見て、触れて知ることができます。こうして普段食べているものを自分の手で収穫する体験を通じて、食の大切さを学ぶいい機会になるのではないでしょうか。

【佐倉草ぶえの丘】〒285-0003 千葉県佐倉市飯野820
TEL : 043-485-7821
HP : http://www.city.sakura.lg.jp/sakura/kusabue/

<開園時間>9:00~17:00(入園は16:00まで)

<アクセス>車:京成佐倉駅より約10分、JR佐倉駅より約15分、東関道佐倉ICより約25分
電車:京成佐倉駅北口より佐倉市コミュニティバス内郷ルートで10~20分

<料金>■入園料
大人(高校生以上) 個人410円 団体290円
子ども(小・中学生) 個人100円 団体70円
未就学児 無料
※団体は20名以上

草ぶえの丘の直売所以外にも、佐倉市では新鮮野菜が購入できる直売所があります。旬の佐倉市産の農畜産物が手に入るので、新鮮な野菜でBBQしてはいかがでしょうか。

直売所①:JA千葉みらい農産物直売所 野菜畑 佐倉店

住所:千葉県佐倉市寺崎761番地(JR佐倉駅より車で6分)
TEL :043-485-6115
営業時間:9:30~17:00
定休日:火曜、年末年始、お盆

直売所②:やとみ直売所


住所:千葉県佐倉市岩富町532番地(JR佐倉駅より車で17分)
TEL:043-498-1316
営業時間:9:00~16:00
定休日:年末年始、お盆

直売所③:マルシェ かしま


住所:千葉県佐倉市角来字飯野向1758-3(京成佐倉駅より車で11分)
TEL:043-310-7790
営業時間:9:00~17:00
定休日:12/31~1/4、8/13~8/15

直売所④:佐倉のごはん(とんぼ舎さくら直売所)

住所:千葉県佐倉市生谷1612-1(京成臼井駅より車で8分)
TEL:043-460-0077
営業時間:10:00〜17:00
定休日:日・祝・年末年始・お盆
HP:https://www.facebook.com/sakuranogohan/

直売所⑤:樫の木 南ユーカリが丘直売所

住所:千葉県佐倉市南ユーカリが丘14-4(京成ユーカリが丘駅より徒歩で5分)
TEL:043-463-8877(農産物直売所樫の木と共通)
営業時間:9:30~12:30
定休日:月曜、水曜、木曜、土曜、日曜、年末年始、お盆


都心から約1時間で楽しめる佐倉のアウトドアフィールド。都会の喧騒から離れ、のどかな自然で子どもたちにのびのび遊んでもらいたい。そんな休日に、佐倉まで足をのばしてみてはいかがでしょうか。

WRITER PROFILEライタープロフィール

田中瑠子
広告会社、出版社を経てフリーに。スポーツから芸能、ビジネスまで、人物インタビューを幅広く手がける。時間ができたらロードバイクで旅に出る。

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