筑波山にて「百景ごはん部決起会」やってきました!
あたりまえのことも山でやると格別!
SNSなどで告知しておりました、.HYAKKEIとソトレシピが共同で主催する「百景ごはん部」。このファンコミュニティの決起会を、シルバーウィーク後半の初日、9/22(土)に筑波高原キャンプ場にて開催してきました!
ソトレシピで紹介されているフードコーディネーターのしらいしやすこさん考案のヤマメシレシピ3つの作り方を、同じくソトレシピで活躍するパエリアンにより調理講習。参加者の方にも実践していただこうというのが決起会の内容。
キャンプ料理が大半を占めるソトレシピですが、「ソト」のくくりで言えば「山」ももちろんターゲット。テント泊登山大好きなソトレシピ編集部としては強めていきたいジャンルでもあるため、.HYAKKEIさんとコラボ開催させていただくことになりました。
参加者は総勢13名。BBQやフェスには行くけど登山は初心者という方や、登山には行くもののごはんは作ったことがない方と、ソロやご家族などさまざま。最年少では4歳の入部希望者にもご参加いただきました。
ヤマメシの醍醐味はいろいろありますが、やはり“工夫”なくしてありえないところにあると思います。いかに少ない荷物ですかせたお腹を満たすか。調理アイテムや食材のことに考えを巡らせることから楽しみとなるのです。
もちろん、美味しいメニューが豊富にある山小屋もたくさんあります。あくまでそのときどきの楽しみ方ではありますが、自分で調理してごはんを食べる。こんなあたり前のことも山でやると格別。ぜひとも味わっていただきたいものです。この辺の魅力は人気のマンガでも十分語られているものでもありますね。
シンプルなのに美味しい「オリエンタルポテト」
まずは、オリエンタルポテトのレシピを作ってみます。
作り方はいたって簡単。冷凍ポテトを使うので、山を登りながら解凍し、山頂ではほどよい状態で調理できるという寸法です。基本炒めるだけなので、10分ほどでできあがります。
スイートチリソースに絡めたポテトはサワークリームとの相性抜群。お好みでパクチーと合わせても絶品で、皆さんからもご好評いただきました。ポテトは腹持ちもよくてヤマメシにぴったりですね。
「フェイジョアーダ」と「もち麦スープご飯」どっちをつくる?
つづいて、お肉たっぷりフェイジョアーダともち麦スープご飯の二手に分かれて調理していただくことに。
フェイジョアーダは豆と肉を煮込んだブラジル(ポルトガル)料理ですが、しらいしさんによるヤマメシ仕様で、豚肉に加えてベーコンとチョリソーも入れちゃう、山でのごほうび感たっぷりのレシピ。これが白飯とも合うため、キャンプで試してみたときはついつい食べ過ぎてしまいました。
それからもち麦スープご飯も、ヤマメシに必要な“腹持ち”を十分満たす一品。もち麦のボリューム感はもちろん、卵とコンビーフでエネルギー回復。下山時も元気に歩けそうです。
参加者の皆さんにはそれぞれ好きなほうを作ってもらいましたが、どちらも基本的には煮込んでいくだけの簡単なレシピになっていますので、皆さん順調に仕上がっていきます。
家族でご参加いただいたチームは2品のできあがりとともにご試食。お子さんのお手伝いもあって大成功!みなさん、ご満足いただけたようで、つまるところヤマメシもBBQと一緒。家族や仲間たちと外でごはんを食べるって、シンプルにそれだけで楽しいんですよね。
さて、メインディッシュの登山へ!
調理講習はここまで。百景ごはん部のもう一つの目的、筑波山登山へと向かいます。午前中は霧がかって眺望が期待できなそうでしたが、お昼に近づくにつれて青空が見てきました。
とはいえ、3品のヤマメシはいずれも腹持ちよく。お腹いっぱいで山登りどころでは…という部員たち。。。
これは完全に主催側のミスでした。確かに、キャンプ場では作り方の説明までで、後は各自で山頂で作って食べていただくべき。。。これは次回への反省点としたいと思います。
男体山と女体山の2峰からなる筑波山。筑波高原キャンプ場からは約1時間ほどで女体山、そこから30分程度で男体山へ行ける好アプローチの立地。
20代の2人は食後でも楽勝で女体山へ。
ケーブルカーの山頂駅周辺にはお店がいっぱい。百名山でありながら、さすが有数な観光地でもある筑波山ですね。
男体山御本殿をお参りし、山頂からの景色も堪能させていただきました。
そして、あれほど食べたというのに誘惑には勝てず、ケーブルカー駅周辺に戻って観光地での定番みたいな料理を注文。ビールとともに満足な山行を楽しんでしまったのでした。
さまざま反省点の多かったはじめてのファンイベント。今回はあくまで決起会ということで第0回とさせていただき、皆さんのご意見を参考に、今後はより充実した百景ごはん部にしていきたいと思います!
ご参加いただいた方々には、感謝しかありません!誠にありがとうございました。