ソトレシピニュース

知床・摩周湖・アイヌコタン…北海道で海外旅行気分!【YURIEのおいしいアウトドア旅#4 道東編】

キャンプや旅などソトアソビが大好きなYURIEです。

 

Stay Homeな日々でしたが、今、みなさんはどう過ごしていますか? 私はこれまでなかなか手がつけられなかった家のことをしたり、行きたい場所を思い浮かべては「妄想旅」を楽しんでいました(笑)。おうち生活が続いていたので、また旅に出られるようになったときの楽しさは格別のはず。

 

私がまず行きたいのは北海道! 昨年だけでも5回くらい行っていて、とくに道東が大好きです。そこで今回は、昨年の初夏に訪れた道東の旅をレポート。壮大なスケールの景色や絶品ご当地料理、アイヌ文化、野生の動物たちなど、まるで海外旅行のようなワクワク感が詰まった旅をぜひ一緒に楽しんでくださいね。

YURIE

1988年6月7日群馬生まれ。趣味で始めたキャンプを自身のInstagramアカウントで写真を公開し、女子でもできるアウトドア"週末ソトアソビ"を提唱。商品、空間プロデュースや企業とのタイアップ、WEBメディア連載など活動は多岐にわたる。

愛車のVAN(愛称:サンシー号)で日本各地を旅することが好き。2017年2月、KADOKAWAより初の著書「THE GLAMPING STYLE ~YURIEの週末ソトアソビ~」を出版。インスタグラムフォロワーは現在およそ7万人。

YURIE Instagramアカウント:@yuriexx67

 

知床で大自然とおいしい海鮮を満喫

YURIEのおいしいアウトドア旅

北海道の東に突き出た知床半島。そのオホーツク海側に位置する斜里町(しゃりちょう)に、「カムイワッカ湯の滝」という滝があります。実はこの滝、活火山の硫黄山から湧き出る温泉が流れ込んでいて、滝つぼに入ることができるんです。

 

水温はちょっと生ぬるい程度で、温泉という感じではありませんが、流れ落ちる滝を間近で眺めることができて楽しかった! 滝への道路は6〜10月頃のみ開放、8月の一定期間にはマイカーの乗り入れが規制されてシャトルバスでしか行けなくなるので、公式サイトをチェックしてみてくださいね。

 

カムイワッカ湯の滝

URLhttp://center.shiretoko.or.jp/guide/kamuiwakka/

知床国立公園

世界自然遺産の知床国立公園では、知床五湖のまわりを散策。このあたりには野生のヒグマがいるので、ヒグマが上がってこられないように電気柵つきの高架木道が設置されています。

知床連山

高架木道からは雄大な知床連山や、知床五湖のひとつである一湖を望めます。

ヒグマと遭遇

6月はヒグマとの遭遇率が高いらしく、私もヒグマの親子を遠くに眺めることができました!

世界自然遺産・知床国立公園 知床五湖

URLhttps://www.goko.go.jp

知床食堂

北海道グルメといえばやっぱり海鮮。知床半島の根室海峡側にある羅臼町(らうすちょう)に、『知床食堂』というおいしいお店があると聞いて行ってみました。

窓から海が見える店内で「うに盛り」をオーダー。濃厚な味わいでめちゃくちゃおいしかった! このあたりで獲れるのは、栄養たっぷりの羅臼昆布を食べて育つエゾバフンウニで、値段は時価ですがこのときは2,500円くらい。漁期は毎年1〜6月頃までとのことです。

バフンウニ

同じく羅臼で獲れるタラバガニ科のイバラガニを使った「いばらがに丼」も一緒にオーダー。こちらも2,500円でしたが、どんぶりいっぱいに身がのっていて贅沢な一品でした。地のものを旬の時期に味わえるのは、旅の醍醐味のひとつですよね。

 

知床食堂

URLhttps://www.shiretoko-syokudo.com

アイヌ文化に触れられる『阿寒湖アイヌコタン』

アイヌコタン

阿寒湖畔の温泉街にある『阿寒湖アイヌコタン』は、アイヌの人たちが暮らす集落(コタン)。アイヌ古式舞踊を鑑賞できるシアターやアイヌ生活記念館、アイヌ料理のレストランやショップなどが建ち並び、アイヌの文化や生活に触れることができます。

北海道にはアイヌ語が語源になっている地名がたくさんありますが、それも海外旅行気分を味わえる理由のひとつかも。不思議な響きが多くて、なんだかRPGの世界に入り込んだみたい!

ポロンノ

私、『ゴールデンカムイ』という漫画が大好きで、網走監獄にも聖地巡礼しに行ったくらいなんですが(笑)、漫画ではジビエをはじめいろんなアイヌ料理が出てきます。

「ここではどんな料理をいただけるんだろう?」と思い、アイヌコタン内にある『ポロンノ』というレストランへ。人気店のようで行列ができていました。

ポッチェピザ

メニューは本格アイヌ料理からオリジナル料理までさまざま。まずいただいたのは「ポッチェピザ」。

冬にジャガイモを凍らせて発酵させたアイヌの保存食「ポッチェイモ」の生地で作られたピザです。トッピングはサラミや山菜、キノコなど。

メフスパ

「メフスパ」という創作パスタもいただきました。これは鮭の腎臓の塩辛「メフン」を使ったパスタ。ピザもパスタもすごくおいしくて、今度道東に来たら絶対リピートしたいお店です!

阿寒湖アイヌコタン

URLhttps://www.akanainu.jp

 

民芸喫茶 ポロンノ

URLhttps://www.poronno.com

 

釧路湿原国立公園でキャンプ

霧の摩周湖

世界で2番目に透明度が高い湖といわれている摩周湖へ。布施明の『霧の摩周湖』で有名な湖ですが、この日もうっすら霧! 摩周ブルーと呼ばれる青い水面がぼんやり見えて、とても幻想的な景色でした。

弟子屈なび

URLhttps://www.masyuko.or.jp

摩周そば

摩周湖のある弟子屈町(てしかがちょう)には、収穫量が少なく幻の蕎麦と称されている「摩周そば」という名物があります。

両国食堂

摩周湖の近くの『両国食堂』で手打ちそばをいただけると聞き、さっそく訪問。

「かしわそば」と「天ざる」

夏と冬の気温差や夏の涼しい気候を活かして作られるという摩周そば。「かしわそば」と「天ざる」をいただきましたが、全国のそば通を唸らせるとだけあって香り高くて美味!

釧路湿原国立公園

この日は釧路湿原国立公園内の塘路(とうろ)野営場でキャンプをすることに。

塘路(とうろ)野営場

穴場なのかほとんど人がいなくて、大自然を独占できたような贅沢な気分でした。釧路湿原には野生の鹿も!

釧路湿原には野生の鹿

夜は自炊しようと思っていたのですが、釧路にどうしても行きたいお店があったのでそちらへ。創業から60年以上も続いている炉ばた焼き屋さん『くしろ 炉ばた』です。

くしろ 炉ばた

けっこう並びましたが、ようやく入れた店内はレトロでいい雰囲気。木のテーブルが囲炉裏をぐるっと囲み、その真ん中で店主と思しきおばあちゃんが魚介や野菜を焼いてくれています。

しいたけバター

北海道産の旬の食材を使っているため、メニューはすべて時価。どれもすごくおいしかったですが、肉厚の「しいたけバター」と、春から夏にかけて獲れる鮭「時不知(ときしらず)」にはとくに感動しました。

くしろ 炉ばた

URLhttp://www.robata.cc

 

十勝で出会った、歴史と自然が織りなす風景

ホロカヤントー

北海道南東部の十勝まで足を伸ばし、『ホロカヤントー』と呼ばれる湖を散策。ホロカヤントーとはアイヌ語で「後戻りして陸に上がる沼」という意味。太平洋(写真奥)と湖(写真手前)が砂浜で隔てられていて、「海水が湖に上がってくる」ことが由来になっているそうです。なんて神秘的な風景!

十勝ホロカヤントー竪穴群

その近くには『十勝ホロカヤントー竪穴群』という擦文時代の住居跡がありました。復元された住居は小さなピラミッドのよう。歴史と自然を同時に感じられるユニークなスポットでした。

ドリームドルチェ

スイーツを食べに、上士幌町(かみしほろちょう)の『ドリームドルチェ』へ。ここのジェラートアイスは敷地内牧場のしぼりたての生乳を使っていて、たまごは不使用。

ドリームドルチェ

私の大のお気に入りで、オンラインショップでも買えるのでいつも冷凍庫にストックしているんです。

北海道ハスカップ

この日いただいたのは「北海道ハスカップ」味。濃厚なのにさっぱりしていて、ぺろっと完食しちゃいました!

ドリームドルチェ

URLhttps://www.icefactory-dream.jp

大自然とグルメと異文化を思いきり満喫した今回の旅、いかがでしたか? 私の大好きな道東の魅力が少しでも伝わっていたら嬉しいです。

次回は、道東とはまた違った魅力のある道央の旅をお届けします。ラベンダー畑やスープカレーなど北海道らしい風景&グルメがたくさん登場するので、ぜひご覧ください!

(インタビュー・文/三橋温子)

ライターProfile

三橋温子
札幌市出身。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒。人材サービス会社制作部での取材・ライティング経験を活かし、デザインもできるフリーライターとして2013年独立。アート、ファッション、カルチャー、ビジネスなど分野問わず執筆中。フェス&旅などソトアソビ好き。

    関連レシピ